中央大学通信過程 2021年 心理学 第3課題 [評価A]

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    1.発達障害とは
    脳機能の発達がバランスよく行われず、定型発達を前提に作られた社会生活に困難が生じる症状である。
    発達障害は生まれつきの脳の特性であり、自閉スペクトラム症(ASD)注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、トゥレット障害(TS)、発達性協調運動障害(DCD)、表出性言語発達遅滞などに分類される。これらの発達障害は単純に「ある」「ない」ではなく、障害の程度はグラデーションであり、また複数が重複することもあり、その症状の出方は年齢や環境の影響により、個人差が大きい。そのため、障害の種類を明確に分けて診断することは大変難しいとされる。
    二次障害として、本人の自覚・周囲の理解不足などによる適応障害等が起こることがあり、その場合にはより複雑な症状を呈する。発達障害の症状として周囲の健常者とのコミュニケーションのズレが起こると、そのことが不登校や引きこもり、いじめなどの引き金になることがある。また、それらの背景に不安障害やうつ病、統合失調症などの精神障害が隠れていることもある。
    なお、わが国の発達障害者支援法においては、「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎...

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