2020年度 中央大学通信教育部 中大通教 国際政治史 第3課題 B評価

閲覧数185
ダウンロード数0
履歴確認

イメージを作成中です。
資料の閲覧が長時間できない場合、ヘルプにお問い合わせください。

  • ページ数 : 0ページ
  • 会員550円 | 非会員660円

資料紹介

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

 「冷戦」の起源と米ソの政策
まず、「冷戦」とは、世界的規模の「熱い戦争」が終結した後に世界を襲った「冷たい戦争」、すなわち米、ソ両超大国を中心とする東西両軍事ブロック間の、戦争には至らない軍事的・政治的緊張状態を表現したものである(佐々木 「国際政治史」146頁)。アメリカを中心とした資本主義と、ソ連を中心とした社会主義の対立構造、2つの異なった経済体制の対峙を指し、第二次世界大戦直後の1945年から、1989年のマルタ会談まで、およそ44年間続いた。
(1) 冷戦の起源について、様々な説があるが、アメリカの政策として進められたものであると解するのが定説である。
両陣営の対立は共にドイツ・日本の枢軸陣営と戦っていた第二次大戦中に始まり、第二次世界大戦終結間際である1945年ヤルタ会談での米ソの戦後世界の分割協定から始まるとされる。
 第二次世界大戦中、連合国の大きな軍需需要が、1930年代のアメリカの恐慌を吹き飛ばし、経済の繁栄をもたらした。しかし、終戦すれば軍需需要は停止し、再び強硬に陥る可能性があることを懸念していた。そこで、政財界はブレトン・ウッズの貿易における関税及び非関税の...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。