連関資料 :: 租税論のレポート

資料:18件

  • 日大通信 【25・26年度】 租税 0774 分冊1 -合格レポートA評価-        二元的所得税
  • *あくまでも参考としてお使いください。 【講評】 ・二元的所得税が注目されている背景について、十分な理解が踏まえられており、その基本的理解と日本での検討の意義についてメリット、検討すべき課題がよく整理されている点を高く評価した。 ・リポートで触れられているように、わが国における所得税制では、金融資産の再分類を含め、優遇措置、特別控除等の措置が設けられており、その不透明性が問題視されてきた。また、それによる税回避による損失は、所得税収入そのものを減じてきたという認識から出発すれば、導入意義が高い租税概念であるといえる。一方で、所得税制に求められてきた日本的文脈においては、累進課税制度を軸とした再分配機能を堅守すべきであるとの議論からの反発も強い。すなわち、不労所得への重課という古くからの主張は根強く、金融資産への比例一律課税導入への抵抗は未だあるものと考えられる。 ・こうした主張に対し、日本における議論のみではなく、海外事例において、どのような捉え方がされているのか、特に先進的に導入されてきたヨーロッパ北欧諸国の経験を紐解き(税を果たすべき再分配の相違も踏まえて)考察を深めておけるとよい。その点では、社会保障制度のあり方も踏まえた議論が必要となるが、その中で金融資産課税が図られた背景、導入後の効果について、日本での導入意義の説得的な材料をそろえることが可能となる。
  • 日本大学 通信 租税論 0774 分冊1 勤労所得 資本所得 比例税率 累進税率 公平 日大通信 二元的所得税
  • 550 販売中 2014/05/12
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  • 日大通信 【25・26年度】 租税 0774 分冊2 -合格レポートA評価-       現行消費税の問題点
  • *あくまでも参考としてお使いください。 【講評】 ・現行消費税の有する問題点について、近年における消費税増税議論を背景とした問題意識が示され、一般的に指摘されているところである益税(損税)、逆進税の問題を示し、全体としてポイントを押さえたリポートが仕上げられており、構成、表現力の面でも高く評価したい。 ・消費税一般の短所として指摘される点と、わが国における現行消費税の問題点となるところを意識的に整理しており、今後の増税議論において踏まえるべき点が抑えられている。リポートで触れられている海外における消費課税の実態についてもより詳細に押さえておくと良い。 ・わが国における消費税の問題として、免税事業者において益税が発生していることが指摘されているところであるが、この要因の一つである徴税方式についても触れられていた。こうした問題をどのように解決すべきという点では、EU等では 複数税率の設定が行われており、それを可能とするインボイス方式が採用されている。一方、わが国においては、帳簿方式が採用されていることが制度上の問題として指摘されてきたところである。この帳簿方式の採用の背景には、日本における消費税導入時における政治的抵抗を緩和するための措置であったという文脈についても押さえておけると良い。 ・消費税率引き上げ法案の成立を受け、今後こうした逆進性の問題、益税問題や零細企業における消費税滞納問題等、種々ここでは取り上げられていない論点も生じてくるものと考えられる。こうした議論も意識しながら、どのような対策が講じられていくのかも注視しておくと良い。
  • 日本大学 通信 租税論 0774 分冊2 現行消費税 逆進性 事業者免税店制度 簡易課税制度 益税 日大通信
  • 550 販売中 2014/05/12
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