1.動機
昨年の夏合宿で見学を行った伊勢神宮において、雅楽を偶然聞く機会に触れ、雅楽の歴史および雅楽についての知識を深めたく思いこの題材を選んだ。
2.楽器について
雅楽は、西洋のオーケストラほどではないが、多くの楽器で構成されている。雅楽でしか使われない楽器が多く、主だった楽器としては、管楽器(ふきもの吹物)としては、「しょう笙」 「ひちりき篳篥」「横笛」絃楽器(ひきもの弾物)では「そう筝」「琵琶」「和琴」打楽器(うちもの打物)では「太鼓」「鉦鼓」「鞨鼓」などが挙げられる。これから、写真と図版を用いて簡単に説明したいと思う。
雅楽について
1.動機
昨年の夏合宿で見学を行った伊勢神宮において、雅楽を偶然聞く機会に触れ、雅楽の歴史および雅楽についての知識を深めたく思いこの題材を選んだ。
2.楽器について
雅楽は、西洋のオーケストラほどではないが、多くの楽器で構成されている。雅楽でしか使われない楽器が多く、主だった楽器としては、管楽器()としては、「」 「」「横笛」絃楽器()では「」「琵琶」「和琴」打楽器()では「太鼓」「鉦鼓」「鞨鼓」などが挙げられる。これから、写真と図版を用いて簡単に説明したいと思う。
管楽器
<笙>
この楽器の歴史は古く、殷代(紀元前1401~1122)の古文書の中で、甲骨文字の「和」という字を当てて、表されている。春秋戦国時代のころは、改良が加えられたようで、文献に多く出てきている。管が十三本、十九本ある種類があり、日本には十七本管の種類が伝わって来ている。正倉院に保管されている「」は伝播したものとしては有名である。
<篳篥>
西域で生まれた楽器で、六世紀以前に高麗の楽師によって日本に伝えられた楽器で、中国におけると呼ばれる楽器が篳篥の同族と言われている。
<横笛>
西域のシルクロードを...