資料
グループ
会員登録 非会員購入確認 チャージする
へルプ 初心者ガイド
近代で検索した結果:215件
葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」論 目次 〈一〉はじめに 2 〈二〉女工の手紙における矛盾 6 ・女工に潜む知性 8 ・見たはずのない恋人...
「たれも知らない」下人の行方を戯曲形式で大胆に推理。
アンデルセンは近代デンマーク第一の文学者といわれる。デンマークは小さな時からラ・フォンテーヌの寓話や千夜一夜物語を読み聞かされ、デンマーク農民の間に伝わる昔話を聞かされ育ったことから後年すぐれた童話作家たらしめた要因になった。創作童話というジャンルを確立したのは十九世紀に入ってか...
の本は、戦後日本の歴史学界において、早くから日本のアジア諸国に対する侵略の責任を問い続けてきた著者が、朝鮮に対する侵略政策の実態と、その背景となる近代日本の朝鮮観を明らかにすることを目的として書かれたものである。8章の構成になっているので、1つ1つ見ていくことにしたい。 1 問...
京劇は、数千年にも渡る中国の歴史の中では珍しく大器晩成型の文化である。この京劇の歴史は同時に、辛亥革命・日中戦争・中華人民共和国成立・文化革命という、中国近代史の激動の時期に重なるものである。当時の京劇を通して近代中国を見てみようと思う。 京劇は、清の乾隆帝が、自身の誕...
ヴェネツィアは、1202年〜1204年の第4次十字軍により大きな飛躍を遂げた。ヴェネツィアは過去に、ビザンツ船を力で脅かし、金印勅書の特権の更新をヴェネツィアに有利な条件で認めさせていた。コンスタンティノープルとヴェネツィアとの仲が次第に悪くなっていった。このことを背景にイェル...
この本は五章立てで東アジアにある日本・中国・韓国の三国における近代からの歴史をそれぞれの視点から記述している。 一章では前近代、アジアに迫る西洋の列強に対して三国はそれぞれどのように対応していったか、というところから始まっている。中国では西洋を排斥しようと戦いを挑んだ末に敗北、...
近世は武士の支配する世であったが、庶民の台頭が目覚ましく、教育の面にもそれは明らかであった。現実に根ざした教育要求に支えられて、藩校、寺子屋、私塾などの設立が特に時代の後半に活発になり、その内容も多様化していく。 藩校には広狭の二種の意味がある。藩士の師弟に対して、主として漢学に...
「近代教育の三重構造」とは、教育が、?支配層から支配層(自分の子ども)への教育、?支配層から大衆への教育(労働力の養成を目的とする)、?労働者階級の人権としての教育欲求、という三重構造になっていることをいう。まず、こうした構造がつくられていった歴史をみていく。 そもそも学校は、...
私は山形県の出身だが、現在は東京都多摩市で一人暮らしをしている。今回『近代化遺産』というテーマで課題が出た時、真っ先に頭に思い浮かんだ多摩市の近代化について調べてみようと思った。 まず、現在、多摩市は東京都に属しているが近代の初めの1893(明治26)年までは神奈川県に所属して...
森鴎外の小説『鼠坂』についてのレポート。先行研究には「犯罪小説」と読む論と「怪談」と読むものがある。それらをふまえて、この作品をどのように解釈できるか、主題は何かといった問題を論ずる。
近代主義の果たした役割と、その限界について → 近代化の開始は14世紀から16世紀にかけてのルネッサンスと宗教改革、15世紀の「地理上の発見」に求められている。そして17世紀から18世紀にかけての市民革命へと近代社会が本格化し、18世紀イギリスの産業革命から19世紀のヨー...