代表キーワード :: 日本文学

資料:184件

  • 坂東玉三郎にとって「女方」とは
  • 坂東玉三郎にとっての「女方」とは一体何なのか。 この事を調べてゆく中で私は、自分がこれまで「女方」に大きな誤解をしていたことに気づいた。そもそも、女方とは歌舞伎という舞台芸術の中で、男性が女性を演じるというとりわけ妙な存在である。私は、それはかつての男性優位だ...
  • 550 販売中 2006/07/10
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  • 「お早う」の世界の虚像と実像
  • 「お早う」の世界の虚像と実像 今回見た小津安二郎監督の映画「お早う」では、あいさつをするかしないかによってこんなにも周りとの世界が変わってきてしまうのかと思うほど、あいさつをすることがどのようなものかということが中心に置かれていた気がした。このあいさつの持つ人...
  • 550 販売中 2006/12/30
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  • 古典文学概略と斉藤茂吉
  • 古典文学(詩歌)の展開 上代・奈良時代 →原始的な自然採集生活 縄文文化=骨格器・貝器・木器 弥生文化=稲作・鉄器・青銅器 ☆口誦文字→集団の中で生まれる。 記載文字→個人のもの。漢字などが伝わったため。 ―史書(古事記・日本書紀) ―和歌(万葉集)万葉仮名の使用...
  • 550 販売中 2007/10/26
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  • 芸術文化の連関
  • 文学と芸術は、日本においても古代から関わりがあり、発展してきた。 加藤周一氏は、日本の芸術家と社会との関係性には二つの型がある、と論じている。(参考文献①)一つは平安時代のように芸術がその社会の中で生きてゆく為に必要不可欠なものであった平安時代タイプである。また...
  • 550 販売中 2010/08/03
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  • 狂言の歴史的展開とその特質
  • 狂言は能と共に「能楽」と呼ばれ、現在伝統芸能と一つとして親しまれているが、能も狂言も「猿楽」を源流としている。能とは対照的とも言える狂言はどのように生まれ、伝統芸能として成立したのだろうか。 奈良時代、中国から曲芸・奇術・歌舞といった種類の卑俗な大衆芸能、散楽...
  • 550 販売中 2010/08/03
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  • 三びきのやぎのがらがらどん
  • 絵本が展開していく意外性と躍動性に魅了され、『三びきのやぎのがらがらどん』に限らず、私は与えられた物語を繰り返し繰り返し読み続けた。それはまさしく私の感情表現を豊かなものにした。美的感覚のような情操的な側面の発達や、知的好奇心も促された。同じ絵本でも、感じ方・...
  • 550 販売中 2005/07/14
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  • 夏目漱石「暖かい夢」について
  • 夏目漱石の短編集は傾向として、二つの長編小説にはさまれる形で発表される場合が多い。「永日小品」もその例に漏れず、『三四郎』と『それから』の間に発表されている。明治四十二年(一九〇九)一月十四日から二月十四日までの一ヶ月間、東京朝日新聞と大阪朝日新聞に掲載された...
  • 550 販売中 2005/11/14
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  • 後藤明生『しんとく問答』について
  • 『しんとく問答』は「問答」、とりわけ「問いかけ」によって作られた作品である。その「問いかけ」は様々な空間―現実世界としての空間、古典や伝説の書物の文字世界の空間、地図や写真の平面世界の空間―の中から生み出されている。そして、これらすべての空間は“大阪”という都...
  • 550 販売中 2005/12/13
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  • 日本の古典文学と鬼
  • 『安義橋』・『宇多郡』・『羅城門』の鬼の違い まず初めに目に付くのは鬼の登場の仕方である。『安義橋』では、鬼は女に化けて初めから橋の上にいた。『宇多郡』では、突如空が掻き曇り、空中から腕が現れて渡辺綱の髪を掴んで引きずり上げた。そして『羅城門』では、しるしの札...
  • 550 販売中 2006/01/28
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  • 怨霊について
  • 「京都異界実地調査」で早良親王が祭られている上御霊神社を調べてきたので、今回の授業レポートはその延長、怨霊について書くことにした。 平安時代の人々は御霊信仰を生活の規範にしていた。たとえば結婚式は大安の日に行い、友引の日は葬式をしないなど、いくつかの習慣は現代...
  • 550 販売中 2006/04/06
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  • 知里幸恵と『アイヌ神謡集』
  • 知里幸恵は、アイヌ民族ではじめてユーカラやカムイユーカラなどのアイヌ文学(口承)を文字表記し、アイヌ研究に多大な貢献をした人物である。アイヌ民族は北海道開拓以来抑圧・差別・貧困という厳しい苦難にさらされて来たが、そのような時代に病に冒されながらもアイヌ文化の記...
  • 550 販売中 2006/07/16
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