代表キーワード :: 日本文学

資料:184件

  • 災異思想の変遷、そして文帝の文学―「典論」論文を中心に
  • 一、講義のまとめ―災異思想の変遷 漢代において、陰陽五行説と天人相関のことわりとを結びつける事により、自然災異の責任を、宰相罷免というかたちにおとしこむ現象がみられた。つまり、もし人君が天の意志に反する政治を執れば、天はまず小さな災い(災)を下す。それでも改め...
  • 550 販売中 2005/12/03
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  • 「痴人の愛」に見る日本の中の西洋
  • ナオミズムという言葉がある。これは「知性も道徳感情もない妖婦の一典型」※1を表している。しかし、ナオミはただの淫らな悪女ではない。ナオミはこの時代を戦う女性たちの声を代弁しているのだ。 「痴人の愛」は大正十三年三月に「大阪朝日新聞」に連載され、十一月にその続編...
  • 550 販売中 2006/01/11
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  • 北村透谷と夏目漱石の共通点及び相違点について
  • 1 透谷と漱石の思想や生き方などの共通点及び相違点について述べる。 透谷と漱石は、明治日本の近代化の矛盾と誠実に取り組む中で、多くの形見を残した文学者であり、その二人にはある共通点と相違点があった。まず共通点の一つとして、二人の家庭環境があげられる。二人はとも...
  • 550 販売中 2006/02/15
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  • 平安時代における色
  • 物語・日記文学研究では乳母や召人、讃岐典侍や後深草院二条などの女性を中心に中古・中世を学びました。その中で、女性たちにとって身近な関心ごとというのは衣装、さらには衣服の色の組み合わせであったのではないかと思います。紫式部日記の「正月十五日 敦良親王御十五日の祝い...
  • 550 販売中 2006/05/23
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  • コミュニケーション力
  • 「コミュニケーション力(斉藤孝著)」を読んで コミュニケーションとは、友達、恋人、家族、会社…あらゆる場面においてよい関係を築いていくために最低限必要なスキルの1つであると同時に、自分の世界にこもることがたやすくなった今日、現代人が最も苦手とするものの1つでもあ...
  • 550 販売中 2006/11/15
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  • 毒消し売りの社会史
  • 毒消し売りの社会史 近世において、日本では「家」制度の下、生活面でも経済面でも「家」を中心に回ってきた。しかし、近世、近代、現代へと移り変わる中で、その様態はだんだんと変化を遂げてきた。毒消し売りの社会史第二部ではその変化が毒消し売りの家々にも影響を及ぼし変化を...
  • 550 販売中 2007/09/25
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  • ブレイクとワーズワース
  • 今回『イギリス名詩選』のブレイクとワーズワスの詩の中で、一番印象に残ったのはワーズワスの「水仙(The Daffodils)」である。 ちょうど先日、我が家の庭にちょこんと咲いている水仙を摘み、部屋に花を活けた所だったのだ。よって季節は今冬であり、私の中で水仙は寒さで凍える...
  • 550 販売中 2010/08/03
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  • 東洋と西洋の演劇表現の違いについて
  • 歌舞伎は伝統的な東洋の演劇の一つであるが、西洋演劇が具象的(representational)な演劇であるとすれば東洋の歌舞伎は表象的(presentational)な演劇であるとされている。また伝統的な東洋の演劇として忘れてはならない京劇も表象的(presentational)な演劇に分類されると考え...
  • 550 販売中 2010/08/03
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  • 枕草子とは
  • 『枕草子』と清少納言 私は、以前から興味を持っていた清少納言の随筆『枕草子』について調べてみました。この『枕草子』は内容・形式が自由な三百段以上の章段から成る随筆で、清少納言が日々の思いを書き綴った作品です。そのため、清少納言の人柄や性格が随所に見られ、とても...
  • 550 販売中 2011/07/19
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  • ミステリの文学性とは
  • 近代文学といえば人間の在り方を求め描いたものというイメージが強いのだが、そこに存在する自我の確立や人間性の追究は、人間の葛藤や極限の心理状況を描く推理小説に通じはしないだろうか。ミステリは文学であって欲しい。文学であって欲しいがどうにも毛の色が違う気もする。そ...
  • 550 販売中 2005/06/25
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  • 『雪もち』における雪・酒粕・南天
  • 幸田文の作品『雪もち』は埴子の語りによって場面が展開する。よって読者は語り手の声を聞くことはできない。それとひきかえに情景として印象深いのは次の三つである。その三つとは雪と酒粕と南天だ。では、この雪・酒粕・南天は作品中でそれぞれどのようなものとして描かれている...
  • 550 販売中 2005/11/02
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  • 元子が水を産む場面に作者がこめたもの
  • 一、はじめに 承香殿女御・元子は一条院に二番目に入内した。ところが、時めいていたのは周知のとおり定子と彰子の二人であり、元子は尊子・義子共に「日陰の女御」として描かれている。しかしここで注目すべきは、その三人の中でも元子についての記述が、他の二人よりも明らかに...
  • 550 販売中 2005/12/03
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