(別紙4)
【全身清拭・寝衣交換】
<目的>
・清潔の保持。
・清潔を保持することによって感染のリスクを下げる。
・皮膚に刺激を与えることで、新陳代謝を高める。
・全身状態の観察。
<注意事項>
・患者は膀胱内留置カテーテルを留置しているため、体位変換時はカテーテルの動きを最小限にして身体へ負担をかけないようにする。
・患者は左腕の手首に点滴が入っていて包帯を巻いているので、体位変換時や清拭時に皮膚への刺激・動きを最小限にして身体への負担をかけないようにする。
・患者への負担を考えて、20分で終わるようにする。
・患者は高齢であり、皮膚の乾燥がみられる。その為、保温と乾燥を防ぐ事が大切である。
①保温クリームの使用
②オイルマッサージ
③下肢末端の保温であれば靴下を着用する
④室温の調整:(至適温度)夏は22~24℃、冬は18~20度、夜間は15度前後を維持する
(湿度)夏は45~55%、冬は55~65%に保つ
<方法①>
必要物品
・清拭用タオル6枚
・バスタオル2枚
・ビニール袋2枚
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