☆学童期・思春期の栄養 小児看護学総論p65
1.学童期・思春期の栄養の特徴
学童期は身体的発育が比較的ゆるやかな前半期と,第二次性徴が発現する後半期からなり,食生活が完成する時期である。さらに,思春期は第二次性徴の出現から性成熟までの段階にあり,食生活が自立する時期である。学童期・思春期には発育や身体機能の変化,運動量の増加に対応した十分な栄養素を摂取する必要がある。とくに、エネルギー・タンパク質・カルシウムの摂取基準は成人を上まわっている。
学童のエネルギー所要量は6~7歳は男児で1,650 kcal/日,女児で1,450Kcal/日,8~9歳は男児...