パーキンソン病

閲覧数2,627
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ☆ポイント☆
    [基本]
    脳の根元のところ(脳幹部)に、色が黒いので黒質(こくしつ)と名づけられた、神経細胞がたくさん集まっている部位がある。
    黒質は、長い腕を伸ばして、大脳の線条体と呼ばれる神経細胞のかたまりに情報を送る。情報を伝えるのは、黒質でつくられるドパミンという物質である(ドパミン伝達系)。線条体は、運動(動作)がスムーズに行なえるように調節している部位である。ここでは、ドパミンとアセチルコリンという2種類の物質のはたらきがうまくバランスをとり、運動が滑らかに行なわれるようにしている。ちょうど、シーソーの両端にドパミンとアセチルコリンが乗って、バランスをとって、シーソーの平行状態を保っているようなものである。黒質に損傷が生じ、つくられるドパミンの量が減ると、相対的にアセチルコリンの量が増えたのと同じことになり、バランスが崩れてしまう。その結果、動作をスムーズに行なえなくなり、さまざまな症状が出現してくる。黒質が損傷を受ける原因は、まだ解明されていない。
    [症状]
    四大徴候(①~③を三大徴候というが、④を加えて四大徴候という人もいる)を押さえる。
    ①安静時振戦
    規則正しい、小刻み...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。