P6511 キリスト教神学
『ナザレ・・・』
『契約・律法・・・』
『使徒パウロ・・・』
『信仰義認・・・』
『人間観・・・』
『聖書(啓示)・・・』
『ナザレのイエスに関して述べなさい』
ガリラヤのナザレで育ったイエスには4人の弟と幾人かの妹がおり、イエスはヨセフの手ほどきをうけ大工となった。
ナザレの少年イエスは信仰深く知恵にも優れており、その賢さは神殿の指導者たちも驚くほどであった。 しかしイエスは学問を学ぶ機会がなく、唯一の教育と言えば、当時の子供たちと同様に村のシナゴク(会堂)で聖書を学んだことである。
ナザレのイエスの若き頃は神によって生まれた者として尊敬されるどころか、マリアの私生児として虐げられ、若き頃より生きる悩みと苦しみを味わっており、それだけに彼はナザレにおいて大工の仕事をしながらも、魂の深みから神に向かって叫ばないではいられなかった。それゆえイエスはその後ナザレを出て宣教に出ることになった。
『契約・律法・信仰について述べなさい』
契約とは神との契約のことであり、父なる神との契約を記した書物が旧約聖書、子なる神イエスとの契約を記したものが新約聖書である。契約によ...