仏教学第二設題

閲覧数2,767
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「大乗仏教の思想的な特徴について、「菩薩」「六波羅蜜」「空」「利他行」といった用語を用いて説明しなさい。」
    まず「菩薩」「六波羅蜜」「空」「利他行」という用語の説明をしたいと思います。
    「菩薩」
    仏陀になろうとする修行者
    「六波羅蜜」
    大乗仏教以前からある、菩薩が修めなくてはならない、「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」の6つの実践徳目のことである。「六度(ろくど)」とも呼ばれる。
    菩薩は、この六徳目を得て自利利他の大行を究竟し、涅槃の彼岸に到る。
    1、布施波羅蜜
    檀那は、財施・無畏施・法施の行。檀と略す場合もある。
    2、持戒波羅蜜
    尸羅は、持戒(戒律を保持する)こと。
    3、忍辱波羅蜜
    羼提は、苦難に耐え忍ぶこと。
    4、精進波羅蜜
    毘梨耶は、身心を精励して六波羅蜜を進修すること。
    5、禅定波羅蜜
    禅那は、真理を思惟して散乱の心を定止すること。四禅・四無色定・九次第定・百八三昧など。
    6、智慧波羅蜜
    般若は、諸法に通達する智と断惑証理する慧。前五波羅蜜は、この般若波羅蜜を成就するための手段であるとともに、般若波羅蜜による調御によって成就される。
    なお、大乗仏教...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。