「国際政治経済学の理論(リアリズム・リベラリズム・マルキシズム・コンストラクティヴィズム)について説明しなさい。」
国際政治経済の分析には、さまざまなアプローチの仕方があると考えられている。
その中において、主として、次の3つがあると考えられる。
1つめは、「リアリズム」の見方であり、重商主義モデルや覇権安定論等である。
2つめは、「リベラリズム」の見方であり、機能主義や新機能主義、国際的相互依存論、国際レジューム論、デモクラティック、ピース論、グローバル・ガヴァナンス論等である。
3つめは、「マルキシズム」の見方であり、従属理論、世界システム論、帝国論等である。
また冷戦後、「コンティラクティヴィズム」が、従来のアプローチに対して、それまでとは違った形での、新たに挑戦を行っているといえる。
それでは、国際関係理論の流れを元に、国際政治経済学の理論(リアリズム・リベラリズム・マルキシズム・コンストラクティヴィズム)について、考えていきたいと思う。
国際関係の理論は、基本的に伝統的なリアリズムをたたき台として、発展してきたのではないかと考えられている。
「リアリズム」は現実主義...