「中学校(高校)における学級活動の留意事項についてまとめてください。」
特別活動において、学級単位で行われるのは、学級活動だけである。
したがって、学級担任が指導し、学級活動を効果的に行うためには、学級内における児童・生徒と学級担任間の人間関係の形成がされていなければいけないと考えられる。
学級担任が、児童・生徒と指導の場だけに留まらず、すべての学校生活の場において、児童・生徒と時間と場所を共有することにおいて、相互的に理解をして、相互的な人間関係が形成されるようになると言える。
学級活動の内容を達成していくためには、学級担任とその学級内の児童・生徒間における人間関係を中心に、その基盤となる「学級づくり」に努めなければならないと考えられる。
学級活動を展開していく上において、その中心となる活動は、「学級討議」である。
児童・生徒が円滑に目的達成の為に討議を進めていくには、十分な指導が必要であると考えられる。
学級討議を行う上で、重要なことは、「議題の決定」、「議決と少数意見の尊重」、「議決から実践へ」という3点である。
「議題の決定」においては、「児童・生徒主体型と教師...