評価A
素点82点
解答
「釈迦如来像から見る二つの時代の変遷」2-1 止利仏師《釈迦如来坐像(飛鳥大仏)》 銅像 飛鳥寺7-5《釈迦如来立像》木造 室生寺序論:釈迦如来像は仏教美術において重要な存在であり、7世紀の飛鳥寺に造られた《釈迦如来坐像(飛鳥大仏)》と8世紀末の室生寺に造られた《釈迦如来立像》は、それぞれ共通点を持ちながらも異なる表現手法で釈迦如来の姿を形作っている。これら二つの時代の釈迦如来像から時代の変遷を考察していきたい。本論:1:7世紀の飛鳥寺にある釈迦如来坐像の特徴飛鳥寺(安居院)にある本尊の《釈迦如来坐像(飛鳥大仏)》は、7世紀の飛鳥時代に渡来系の工人・止利仏師が制作し...