生活科について
平成元年、小学校学習指導要領から第1学年と第2学年において社会科と理科が廃止され、かわって生活科が誕生した。この生活科は、具体的な活動、おもに遊びを通して直接体験させることを重視しており、社会や自然とのかかわりに関心を持たせるとともに、学習の過程において生活上必要な習慣や技能を身に付けさせ、生活習慣上の・学習上の・精神的な自立への基礎を養うことを目標としている。また学年ごとではなく、第1学年と第2学年を通しての実践が認められている。そして教師には、児童を指導するのではなく支援し、児童自らに気付かせるような働きかけをすること、さらに身に付けた力を第3学年からの社会科に持続・発展...