医学一般 科目終了試験

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    医学一般

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    1.難病対策について
    序論
    難病とは 難病とは、治りにくい病気の総称で、いわゆる「不治の病」である。昔は結核などの感染症がそれであったが、医療の進歩は、そのような「不治の病」を乗り越えてきた。このように難病は社会通念的な言葉を表しており、医学用語ではない。現代の難病とは、自己免疫疾患(身体の一部が異物として認識されてしまう、ガンなど)が多い。
    序論
    難病対策とは 1972年、当時、原因不明であった、「スモン」の調査研究が契機となり、厚生省が「難病対策要綱」を作ったことに始まる。
    難病の範囲 難病対策では次の2項目に整理されている。ただし、既に対策があるものは、難病対策には含めない、とされている。エイズ、がんなどは難病対策には含まれていない。①原因不明、治療方針が未確立であり、かつ、後遺症を残すおそれが多い疾病(ベーチェット病など)。②経過が慢性的であり、経済・介護・精神の面で家族や本人の負担が重い疾病(筋ジストロフィーなど)。
    難病対策の推進 現在の難病対策は、5つの柱がある。①調査研究の推進、②医...

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