筋萎縮性側索硬化症
看護のポイント
Ⅰ. 四肢の運動障害に関連し、徐々に日常生活動作(ADL)が低下するため、その状態
を見極めて ADL を援助する。
アセスメント
必要な情報 情報分析の視点
1、筋の機能
①上肢の運動障害
②下肢の運動障害
③発症のしかた
④筋萎縮と筋力低下
⑤脱力感
⑥繊維攣縮の有無
⑦セルフケア能力
2、疾患に対する患者の受け止め方
3、サポート体制
①家族の疾患への知識と受け止め方
②療養環境
③社会資源の活用
4、検査データ
1、筋の機能はどの程度障害されているか
2、疾患をどのように受け止めているか
3、サポート体制は十分か
看護診断 患者目標
・身体可動性の障害
・セルフケア能力の障害
・筋力低下が軽度にたもたれ、廃用性萎縮を
防止できる。
・自分でできない ADL は、サポート体制で得
られる。
看護計画
対策 根拠および留意点
OP
1、筋の機能を詳細に観察する。
2、疾患に対する患者の受け止め方を把
握する。
3、サポート体制を把握する。
TP
1、廃用性筋萎縮を防止するための訓...