小児先天性心疾患患児における看護

閲覧数6,925
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    看護のポイント・OP/TP/EPなどの資料です。
    病態の概要・経過観察の方法。アセスメントのポイント・看護診断や実習記録で使える患者目標・看護計画のOP/TP/EPに分けています。突然、指導者に聞かれても大丈夫でしょう。実習や課題に大変ですが頑張ってくださいね★

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    小児先天性心疾患患児の看護
    病態概念
    先天性心疾患とは
     奇形のなかで最も多いものの1つとされ、何らかの原因で、出生時に心臓に奇形を有しているものである。心臓の奇形の発生原因には、発育停止説、感染説、遺伝説など種々考えられるが、まだ完全には究明されていない。しかし、発育停止によっておこると解されるものが多く、動物実験では、温度、酸素乾和度、栄養欠陥によって発育が停止し、奇形がおこることが証明されている。母親が妊娠3ヶ月以内に風疹にり患したためにおこるものも多く、またクモ指症(マルファン症候群)には先天性心疾患が合併しているものが多い。先天性心疾患は、チアノ-ゼの有無によりチアノ-ゼ型と非チアノ-ゼ型に分けて考えられる。わが国では毎年発生する先天性心疾患の患者数は、出生 1,000に対して、約8~10の頻度で、最も多いものである。
    ①チアノ-ゼ型心疾患:ファロ-四徴症、大血管転位症、三尖弁閉鎖症、総肺静脈還流異常症など
    ②非チアノ-ゼ型心疾患:心室中隔欠損症、心房中隔欠損症、動脈管開存症、肺動脈狭窄症、大動脈縮窄症、血管輪など
    病態アセスメント
     先天性心疾患には、社会生活があまり...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。