ゴードンの「機能面からみた11の健康パターン」を使用してアセスメントしました。
アセスメントから、看護問題の抽出を行い看護の方向性・看護計画(ケアプラン)も導きだしています。
82歳 女性 変形性膝関節症 右術後人工膝関節感染
匿名 性別 年齢
M.I氏 女性 82歳
医学診断 (人工膝関節置換術による)
みぎ術後人工膝関節感染
入院月日
200X年 10月25日
キーパーソン
長女
健康暦
既往歴
子宮筋腫(45歳)、高血圧(60歳)、糖尿病(67歳,食事制限なし)、右膝人工関節置換術(72歳,術後縫合不全あり)、左化膿性膝関節炎(73歳)、黄斑変性(75歳)、右膝人工関節再置換(81歳,セメントスペーサー破損のため交換)、右術後人工膝関節感染(82歳,今年4月)
入院時の主訴
右膝疼痛出現
発症から入院に至るまで(カルテおよび本人から)
今年4月右膝人工関節置換術後、疼痛自制内のため歩行器で生活していたが、9月頃より右膝の疼痛が出現した。そして9月下旬にレントゲン検査にてセメントスペーサーの異常が見つかり、右術後人工膝関節感染と診断。人工膝関節再置換術目的のため10月25日に入院に至る。
入院から受け持ち日まで
血液検査データより、Hb10.5g/dl、Ht31.9%と貧血傾向であり、10月31日よりフェロ・グラデ...