腰椎麻酔・TUR-Bt・TUR-P 病棟帰室後 術後観察点 看護 泌尿器

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    資料紹介

    病棟Nsです。
    腰椎麻酔についてまとめたものです。
    泌尿器科領域でメジャーな
    経尿道的膀胱切除術(TUR-Bt)経尿道的前立腺切除術(TUR-P)についてもまとめています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    腰椎麻酔(脊髄クモ膜下麻酔)
    下腹部・下肢の比較的短時間のオペが適応。

    クモ膜下腔に局所麻酔薬を注入し、脊髄の前根と後根を遮断し、知覚・運動・交感神経を麻痺させる。
    温覚→痛覚→触覚→圧感の順番で感覚消失。ブロックされるのが一番早い温感を保冷剤やアル綿を当てて判定する。デルマトーム(皮膚知覚帯・何番の脊髄が皮膚のどこを支配しているのか)という図を使用して麻酔領域の確認をする。
    ◎穿刺部位・麻酔薬

    脊髄は第2腰椎上縁まで。左右の腸骨稜を結んだヤコビー線(第4腰椎)を目安に穿刺。

    脳脊髄液の比重(1.004~1.008)より大きい比重(1.011以上) 高比重液は低い方へ流れる。

                  より小さい比重(1.003以下) 低比重液は高い方へ流れる。

    とほぼ同じ比重      等比重液。
    麻酔の広がり方は麻酔薬の比重と体位の取り方で異なる。

    仰臥位で最も高位なのは第4頚椎と第3腰椎。第3-4腰椎間で高比重麻酔薬を注入すると、胸と足の両方向へ麻酔薬が広がる。麻酔薬は注入後10-15分で神経線維に固定し、体位による麻酔の広がりは、これ以降はない。 
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