全身麻酔の看護 病棟帰室後 (腎腫瘍・腹腔鏡・膀胱)

閲覧数5,410
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    病棟Nsです。
    全身麻酔時の帰室時の看護についてまとめました。

    ・腎腫瘍摘出術
    ・腹腔鏡下手術
    ・膀胱全摘出術・尿管皮膚増設術の術式別の観察点などもまとめています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    全身麻酔の看護

                                 



    麻酔

    手術中の健忘や意識の喪失、鎮痛、および筋弛緩の3要素を満たす麻酔法が全身麻酔である。全身麻酔に用いられる薬剤には吸入麻酔薬、鎮痛薬、静脈麻酔薬や筋弛緩薬がある。最近では複数の薬剤全体で全身麻酔を行うバランス麻酔が主流である。

    筋弛緩薬は毒薬で少量の投与で呼吸筋が麻痺する。そのため気道を確保して人工呼吸を行う。鎮痛薬や静脈麻酔薬は劇薬で、特に急速に投与すると呼吸・循環抑制作用が顕著に現れる。

    プロポフォール 静脈麻酔薬鎮静

    アルチバ 超短時間 作用型の全身麻酔用鎮痛。剤鎮痛剤のフェンタニルに比べ、効果発現や消失が早く手術中の鎮痛の用量調節がしやすい。

    フェンタニル 静脈麻酔薬

    エスラックス 気管挿管時、麻酔時の筋弛緩静脈注射薬





    看護について

    術後患者の帰室時には観察と援助を短時間にもれなく行う必要がある。術後患者は麻酔から全覚醒ないし半覚醒し循環動態が安定してから病棟へ帰室する。しかし特に手術室から病棟への移動直後は急激な変化を生じやすく、頻回の観察(VS15分×4回 ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。