民法ゼミ:レジュメ「債権総論-1.債権の種類と効力」

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債権総論
1.総説
1.債権とは何か?
債権・・・債務者に対して一定の行為(給付)を請求し、それを受領・保有する権利
債務・・・債権者に対して一定の行為をする(しない)義務
1-1.債権の効力
給付請求力:予定された内容の給付を行うように債務者に訴えかけて促す力
給付保持力:債務者が行った給付義務の結果として、譲渡された物・金銭・労務
完成された仕事・処理された事務を自分のものとして受領し、保持で
きる力
→給付保持力があるから、債権者は不当利得とならない。
訴求力:債権をもって裁判を起こしたなら、必ず勝訴判決をもらえる力
(訴力、本案判決請求権)
→債権をもって債務履行請求訴訟を行った場合、 必ず勝訴できるという債権
の特質
貫徹力:強制執行による債権の実現を正当化する力
・・・原告(債権者)勝訴の判決が確定したにも拘らず、債務者が債務を履行
しない場合には、強制的に履行させることができる。
→間接履行:債務不履行の場合、債権者が履行し、その代金などを債務者に
支払わせること
→行政執行:債権者に代わり、行政機関(裁判所)が公権力をもって履行を
強制さ...

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