薬害について

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    資料紹介

    医療経済研究機構によると、日本での売上が20億円以上の薬剤390のうち、約3割は欧米で承認されていない。薬事審議会の薬の再評価では、1998年5月、脳梗塞などの後遺症の治療薬で老人性痴呆治療にも使われている薬5成分のうち4成分、イデベノン(商品名はアバン)、塩酸ビフエメラン(同セレポート、アルナート)、塩酸インドロキサジン(同エレン)、プロペントフィリン(同ヘキストール)は「有用性が認められない」と結論し、承認を取り消し回収した。残りの1成分も審査中。80年代後半に承認されて以来、8750億円を売り上げた。他に31成分も再評価中である。薬の副作用などで、投薬後死亡した事件も非常に多い。糖尿病治療薬「トログリタゾン」で13人に肝機能障害、うち3人死亡(97年11月発表)。陣痛促進剤で母子いずれかが死亡したり障害が残ったケースは158例中77人、骨の接着剤である骨セメント「オステオボンド∙コポリマー∙ボーンセメント」使用の1800人中3人が死亡(同年12月発表)。

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    薬害について
    医療経済研究機構によると、日本での売上が20億円以上の薬剤390のうち、約3割は欧米で承認されていない。薬事審議会の薬の再評価では、1998年5月、脳梗塞などの後遺症の治療薬で老人性痴呆治療にも使われている薬5成分のうち4成分、イデベノン(商品名はアバン)、塩酸ビフエメラン(同セレポート、アルナート)、塩酸インドロキサジン(同エレン)、プロペントフィリン(同ヘキストール)は「有用性が認められない」と結論し、承認を取り消し回収した。残りの1成分も審査中。80年代後半に承認されて以来、8750億円を売り上げた。他に31成分も再評価中である。薬の副作用などで、投薬後死亡した事件も非常に...

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