資料:244件
90回薬剤師国家 試験問16
90回問16
図は光が等方性の媒質Aから媒質Bに入るとき、その境界面で進行方向が変わる現象を模式的に示している。これに関する記述のうち、正しいものはどれか。
媒質Bの媒質Aに対する屈折率(相対屈折率)nはn で表される。
媒質Bの媒質Aに対する屈折率(相対屈折率)nは入射角iによらず一定である。
媒質Bの媒質Aに対する屈折率(相対屈折率)nは入射光の波長によらず一定である。
日本薬局方一般試験法の屈折率測定法では、通例、温度20℃で、光源としてキセノンランプを用いるよう規定されている。
解答 2
× 媒質Bの媒質Aに対する屈折率(相対屈折率)nはn で表される。
○
× 媒質中の光の速度は振
日本
変化
測定
試験
分子
波長
振動
基準
温度
全体公開 2009/04/29
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91回薬剤師国家 試験問26
91回問26
物質の旋光性に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
化合物の比旋光度を算出するとき、必ずしも分子量がわかっている必要はない 。
旋光度は、赤外線の波長領域で通常測定される。
物質が旋光性を持つためには、分子の中に少なくとも1個の不斉原子がなければならない。
旋光性は左右円偏光に対する屈折率の差に起因する。
解答 4
○ 比旋光度は次式により求めることができるため、分子量は必ずしもわかっている必要はない。
× 旋光度は、可視光線の波長領域で通常測定される。なお、通常旋光度の測定には、光源としてナトリウムD線(589 nm)を用いる。
× 分子中に不斉原子がない物質で
測定
分子
波長
全体公開 2009/05/11
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94回薬剤師国家 試験問127
94回問127
催眠薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
長時間型のベンゾジアゼピン系薬は、短時間型よりも退薬による反跳現象を起こしにくい。
ニトラゼパムは、入眠に至るまでの時間には影響しないが、入眠後の覚醒回数と時間を減少させる。
フルラゼパムは、作用時間の短い催眠薬で、一過性前向性健忘を起こしやすい。
エチゾラムは、GABAA受容体のGABA結合部位に直接作用して、Cl-の透過性を亢進する。
ゾルピデムは、ベンゾジアゼピン系薬と化学構造は異なるが、ベンゾジアゼピン受容体に作用してGABAA受容体機能を亢進させる。
1(a,b) 2(a,e) 3(b,c) 4(c,d)
時間
全体公開 2009/05/31
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93回薬剤師国家 試験問127
93回問127
鎮痛薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
モルヒネは、下行性の痛覚抑制系を活性化し、脊髄後角における痛覚情報の伝達を抑制する。
ペチジンは、オピオイドμ受容体を介した鎮痛作用に加えて鎮痙作用をもつ。
ペンタゾシンは、オピオイドμ受容体には完全刺激薬として、オピオイドκ受容体には部分刺激薬として作用する。
ナロキソンは、オピオイドμ受容体刺激作用のない麻薬拮抗薬で、過量のモルヒネにより抑制された呼吸を回復させる。
解答 2
○
○ ペチジンは、オピオイドμ受容体を刺激することで、モルヒネの1/6~1/10の鎮痛作用を示す。また、ペチジンは、アトロピン様の向神経性
全体公開 2009/06/01
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93回薬剤師国家 試験問1
93回問1
次の医薬品に含まれる基本骨格の構造に対する名称の正誤について、正しい組合せはどれか。
a b c
キノリン チアゾール イミダゾール
d e
ジベンゾアゼピン ピリダジン
解説 4
× イソキノリン
○
× ピラゾール
× ベンソジアゼピン
× ピリミジン
キノリン チアゾール ジベンゾアゼピン ピリダジン
a b c d e 1 正 正 誤 正 正 2 正 誤 正 誤 誤 3 誤 正 正 正 誤 4 誤 正 誤 誤 誤 5 誤 誤 正 正 正
全体公開 2009/03/16
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93回薬剤師国家 試験問5
93回問5
いす形配座で表される構造式A、B及びCに関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
A B C
BはAよりエネルギー的に安定である。
BはCよりエネルギー的に安定である。
BとCは同一の化合物である。
Aはtrans-1,2-ジメチルシクロヘキサンである。
解答 2
シクロヘキサンが最も安定な立体配座で存在する場合、環に対して垂直方向の結合をアキシアル結合といい、環に対して水平方向の結合をエクアトリアル結合という。シクロヘキサンに置換基がアキシアル結合した場合、アキシアル結合する水素と立体的に位置が近すぎるため、構造上不安定であ
エネルギー
不安
構造
全体公開 2009/03/16
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94回薬剤師国家 試験問16
94回問16
単位及び濃度に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
国際単位系(SI)は、基本単位と誘導(組立)単位で構成されている。
エネルギー、仕事、熱量のSI誘導(組立)単位は、J(N・m)である。
1ppmは、1g中に1×10-4gの成分が含まれていることを表している。
日本薬局方では、溶液の濃度を(1→10)、(1→100)で示したものは、固形の薬品は、1g、液状の薬品は1mLを溶媒に溶かして全量をそれぞれ10 mL、100 mLとする割合を示す。
解答 5
○
○
× 1ppmは、1g中に1×10-6gの成分が含まれていることを表している。
○
a b c d 1
物理
エネルギー
全体公開 2009/03/16
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85回薬剤師国家 試験問122
85回問122
次の薬理作用と薬物受容体・情報伝達系の対応について、正しいものの組合せはどれか。
薬理作用 薬物受容体・情報伝達系 a
ドパミン塩酸塩の強心作用
アドレナリンβ1受容体刺激によるGsタンパク質の活性化 b
クロニジン塩酸塩の降圧作用
アドレナリンα2受容体遮断によるGiタンパク質の不活性化 c
ブチルスコポラミン臭化物の鎮痙作用 ムスカリンM3受容体遮断による Gqタンパク質の活性化の阻害 d
ブロモクリプチンメシル酸塩の 抗パーキンソン作用 ドパミンD2受容体刺激によるGiタンパク質の活性化 e
バクロフェンの中枢性筋弛緩作用 GABAA受容体刺激によるCl-チャネル開口
情報
タンパク質
アドレナリン
薬物
細胞
全体公開 2009/03/22
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87回薬剤師国家 試験問2
87回問2
原子の構造に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
殻において、主量子数がnの殻には電子がn2個まではいれる。
原子核は2種類の粒子からなるが、そのうち正電荷をもつものを陽子、電気的に中性なものを中性子とよび、陽子と中性子の重さはほとんど同じである。
方位量子数l=0の軌道は1個であるが、l=1の軌道は2個の軌道からなる。
0族元素の最外殻電子はHeを除き、化学的に安定なs2p6の電子配置をもっている。
1(a,b) 2(a,c) 3(a,d)
4(b,c) 5(b,d) 6(c,d)
解答 5
× 殻において、主量子数がnの殻には電子が2n2個まではいれる。
○
電子
化学
全体公開 2009/03/22
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