政教分離原則と目的効果基準

閲覧数4,367
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    <政教分離原則に関するいわゆる目的効果基準の意義と問題点について説明せよ。>
    1.本問で問題となるのは、目的効果基準であるが、その前提として、政教分離原則がいかなるものであるかが問題となる。
    政教分離とは、国家の非宗教性ないし中立性をいう。つまり、国家は原則として国民の信仰的、内面的生活に関与すべきではないので、国家は宗教的行為をしてはならないとの原則である。政教分離原則の趣旨するところは、①信教の自由の保障の強化、②国家の破壊・宗教の堕落の危険防止にある。
    日本国憲法では、20条1項後段と同条3項とがこれを明示し、この政教分離を財政面から裏付けているのが89条である。
    2.政教分離原則につい...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。