家族社会学レポート 地域ボランティア活動とその担い手について(20110728 終講課題)

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    (1)地域ボランティア活動とその担い手について
    ①それは何か
    女性の社会進出が進み、子供を産んでも仕事を続ける兼業主婦が増えた昨今、自治会やPTAなど子育てに関するボランティア活動を担ってきた専業主婦との間に、仕事の分担を巡る軋轢を生じているようである。子供は「社会の財産」として、地域や学校と連携し「みんなで見守り育てる」ことが重要であると言われる中で、今まで女性の担ってきた役割を見直す必要を感じる。
    ②なぜ関心を持っているのかその理由
     人が生活する上では、地域の人々と関りを持ちお互いが助け合える環境を作ることは大切なことだ。それは、核家族化が進む現代において、子育てをする上ではより一層重要性を増すだろう。そのような関りを築くために、自治会やPTA活動は活発に行われるべきだと考えるが、今までそれを担ってきた専業主婦の減少により、一人一人の負担が増したことや、配偶者控除の廃止が議論されていることなどから、専業主婦の不公平感が増しているようである。どのような仕組みをつくれば、ご近所同士が協力し合い、お互いが助け合える環境を作れるだろうか、自分も子供を持つ一人の生活者として考えてみたい。
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