【高杉発言】
1965年1月7日の記者会見にて
「日本の朝鮮に対する過去の統治に対して謝れと言う話もあるが、日本としてはとても言えたものではない。日本は確かに朝鮮を支配した。しかし、日本は良いことをしようとした。今、韓国の山には木が一本もないという。こうしたことは朝鮮が日本から離れたためだといえる。あと二十年くらい、日本と一緒であったなら、そんな風にはならなかったかもしれない。日本の努力は結局、戦争によって挫折したが、もう二十年朝鮮をもっていたらよかった。台湾の場合は成功したと見る事が出来るのではないか。
日本は謝れ、という話があるが、とても言えたものではない。日本は朝鮮に工場・家屋などを置いてきた。創氏改名をとってみても、それは朝鮮人を同化し、日本人と同じに取り扱おうとして取った措置であって、悪いことだったとばかりは言えない。」
2004年12月6日
「遺憾」「反省」の裏側 ~高杉晋一・椎名悦三郎・佐藤栄作~
「妄言」の原型 日本人の朝鮮感~ 著・高崎宗司
キーポイント
本心からの反省をしていない日本
【皇太子訪韓と植民地支配責任】
1986年3月11日の皇太子訪韓計画発表
→朝鮮植民地支配に対する姿勢についての問いが再び浮上
* 両国で思い出された天皇の言葉(84年9月)
「今世紀の一時期において両国の間に不幸な過去が存したことは誠に遺憾であり、
再び繰り返されてはならないと思います」
日本:天皇のお言葉を踏まえればいいのではないか
韓国:忌まわしい韓日間の過去の歴史に一つの転換点をなしたものではあったが、
韓日関係の特殊性を考えるとき、民族感情のしこりをほぐすにはあまりにも
不充分なものであった、という世論も。
その後も残っている国民感情の『しこり』をなくし、より発展的な韓日関係を
再定立する必要性があると思われる。
1990年ノテウ大統領訪日・1991年天皇訪韓説
* 再び浮上する「お言葉問題」
→日本人は、天皇を含む国民一人ひとりが朝鮮植民地支配を反省することをまたしても迫られている
★ 日本が朝鮮植民...