マクドナルドvsモスバーガー

閲覧数3,016
ダウンロード数8
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14

  • ページ数 : 14ページ
  • 会員1,100円 | 非会員1,320円

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

マクドナルド、モスバーガー、
それぞれの創業の経緯と歴史
第1節 マクドナルドの創業の経緯と歴史
藤田田は高校時代に父親を亡くす。英文で書かれた父の遺言に従い、お金のかからない東大へ進学する。しかし藤田はその雰囲気に馴染めず、学校にいてもつまらないと感じ始めるようになる。それではいけないと考えた末、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に赴き自分を雇ってくれるように頼んだ。藤田は高校時代にもGHQに接する機会を持ち、「GHQは豊かな物資にあふれている。日本が戦争に負けたのはアメリカの経済力・物量によるものだ。」と確信していた。そして藤田はGHQで下士官の通訳をすることになった。その過程で、否応なくアメリカの文化に触れていったのである。ハンバーガーやコーラといった、当時日本にはなかったアメリカの食文化も、当然目の当たりにしていたに違いない。通訳稼業の傍ら、ユダヤ商人との交流に刺激され、貿易商としての一歩を踏み出すことになる。1950年、藤田が24歳の時に、米軍を相手に雑貨や食料品を卸す仕事を始め、「藤田商店」を立ち上げたのである。
大学卒業後、クリスチャン・ディオールなどの高級ブランド輸入...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。