今後求められる精神保健福祉士の専門性

閲覧数2,755
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    <参考文献>
    「精神保健福祉相談援助の基盤」荘村明彦 中央法規出版 2015

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    今後求められる精神保健福祉士の専門性
    精神保健福祉士に求められる専門性は、ソーシャルワーカーとして求められることと重
    なる。すなわち、精神障害者本人にとってよりよく生きていけることを目指すことである。
    そのために、精神障害者との関係をつくることが必要不可欠である。その上でミクロ、メ
    ゾ、マクロレベルでのはたらきかけを行う。つまり、本人の変化、家族の変化、社会の変
    化を目指すものである。本人の変化のためにはリハビリテーションが重要であり、家族の
    変化のためには、家族が精神疾患や精神障害について理解し、精神障害者への対応をより
    良いものにすることが重要である。また、社会の変化のためには、社会構成員にはたらき
    かけたり、精神障害者本人が利用できるサービスを用意したりすることなどが含まれる。
    このような専門性を持つ精神保健福祉士の活動範囲は、年々広がっている。以下では、今
    後求められる精神保健福祉士の専門性について、精神保健福祉士制度の施行から現在に至
    るまでの役割の変化とともに考察する。
    1983 年の報徳会宇都宮病院事件などにより、精神障害者の人権擁護と地域での生活支援
    の促進、社会...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。