微生物試験

閲覧数2,279
ダウンロード数2
履歴確認

資料紹介

一般細菌試験及び大腸菌群試験を行い,水が細菌学的に汚染されているかを調べ,その測定法について考察する.

定量操作  ?一般細菌試験
(1) メスピペットで試料1mLを無菌的にシャーレに加えた.
(2) 保温した標準寒天培地を10〜15mLずつ無菌的にシャーレに加えた.
(3) 寒天が固まらないうちに培地を混和し,放冷した.
(4) 培地が固まったらシャーレを逆さにしてふ卵器に納め,35〜37℃で22〜26時間培養した.
(5) コロニー数をカウントし,適切な結果を平均した.
         ?大腸菌群試験
(1) メスピペットで試料1mLを無菌的にシャーレに加えた.
(2)保温したデスオキシコール酸塩培地を10〜15mLずつ無菌的にシャーレに加えた.
(3)寒天が固まらないうちに培地を混和し,放冷した.
          (4) 培地が固まったら,さらにデスオキシコール酸塩培地を加えて重層し,放冷した.培地が固まったらシャーレを逆さにしてふ卵器に納め,35〜37℃で18〜20時間培養した.
        (5) コロニー数をカウントし,適切な結果を平均した.

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

微生物試験
1.目的
   一般細菌試験及び大腸菌群試験を行い,水が細菌学的に汚染されているかを調べ,その測定法について考察する.
2.方法
  2.1〈試料〉中庭水,水道水(東京都,茨城県,千葉県),下水処理水,神田川水,食堂の飲料水,
3日前のお茶
    2.2〈器具・装置〉メスピペット,大・小試験管,シリコ栓,滅菌済みシャーレ,オートクレーブ,インキュベーター,保温槽など(器具はすべて滅菌した.)
2.3〈方法〉
培地の調製 ①一般細菌用培地
       標準寒天培地3.525gを蒸留水150mLに加温溶解させた.これを大試験管に分注し,シリコ栓をした後,オートクレーブにより121℃で20分間高圧滅菌した.滅菌後は50℃に保温した.
       ②大腸菌群培地
        デスオキシコール酸塩培地11.25gを蒸留水250mLに加温溶解させた.これを大試験管に分注し,シリコ栓をして50℃に保温した.
定量操作  ①一般細菌試験
メスピペットで試料1mLを無菌的にシャーレに加えた.
保温した標準寒天培地を10~15mLずつ無菌的にシャーレに加えた.
寒天が固まらないうちに...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。