環境水や飲料水を用いて水中の酸・塩基平衡、緩衝能の大きさについて調べるとともに、簡単な水質測定法を習得する。
*酸度・アルカリ度:酸度とは、溶液を所定のpHまで中和するときのアルカリ消費量である。アルカリ度とは、溶液を所定のpHまで中和すると
きの酸消費量である。酸度・アルカリ度が大きければ緩衝能が大きい(pHが変わりにくい)といえる。用いた滴定終点により、p-(フェノールフタレイン)とm-(メチルレッド)に区別される。
*電気伝導度:水中のイオン量と試料水の電気伝導率には比例的な関係がある。このため、電気伝導度を測ることで水中の総イオン濃度を大体把握できる。
簡易な水質測定法(pH、酸度、アルカリ度、電気伝導度)
目的
環境水や飲料水を用いて水中の酸・塩基平衡、緩衝能の大きさについて調べるとともに、簡単な水質測定法を習得する。
酸度・アルカリ度:酸度とは、溶液を所定のpHまで中和するときのアルカリ消費
量である。アルカリ度とは、溶液を所定のpHまで中和すると
きの酸消費量である。酸度・アルカリ度が大きければ緩衝能が大きい(pHが変わりにくい)といえる。用いた滴定終点により、 p-(フェノールフタレイン)とm-(メチルレッド)に区別される。
電気伝導度:水中のイオン量と試料水の電気伝導率には比例的な関係がある。この
ため、電気伝導度を測ることで水中の総イオン濃度を大体把握でき
る。
2.実験方法
2-1〈試料〉 環境水など:下水処理水(有明処理場)、神田川水、中庭の水、水道水
飲料水など:スポーツ飲料、緑茶、しょう油、日本酒
(自班では神田川水と緑茶について測定した。)
2-2〈器具〉 pHメーター...