「教師論」第1分冊

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    資料紹介

    2011年度の課題、評価Aのレポートです。

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    科目コード07801 「教師論」第1分冊

    略題:偉大な教育者に学ぶ

    課題:ルソーとペスタロッチーの教育思想についてそれぞれ説明しなさい。
    ※実際のレポートは手書き指定です。ご注意下さい。
    ■ルソー
     ルソーは、人間の本来あるべき姿としての自然的な状態への回帰を唱えた、フランスの思想家である。彼は主著である『エミール』(1762年)の冒頭で性善説を唱えており、子どもが悪くなるのはその後の教育や社会が悪いためであると考えた。また、彼は子どもの発達段階に応じた教育方法を提唱している。『エミール』の中では、子どもの発達を乳幼児期、少年期、青年前期、青年中期・後期の4段階に区別しており、各々の段階における独特の生活を生かした教育をするべきであるとしている。以下、ルソーの教育思想の中で特に目立つ5つの特徴について述べていく。

     第1は、3人の教師による教育である。これは、子どもが生まれながらに持つ素質や能力の発達である「自然」の教育、大人が子どもに対して働きかける一般的な教育である「人間」の教育、環境が子どもに与える影響である「事物」の教育のことである。理想的な教育は、この3つが互いに調和し...

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