「家庭科指導法」第1分冊

閲覧数2,043
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2010年度の課題です。
    家庭科における調理実習の位置づけと指導のあり方について、自己の意見をまとめなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、家庭生活への関心を高めるとともに日常生活に必要な基礎的な知識と技能を身につけ、家族の一員として生活を工夫しようとする実践的な態度を育てる」

    これは、小学校学習指導要領に記述されている家庭科の目標である。この目標に則れば、調理実習は「食に関する実践的・体験的な活動」に相当する。また、小学校段階での教育目標は、家族の中の自分を知り、家族と共に健康な暮らしに必要な生活技能を理解し実践できる資質・能力を育むこととなっている。では、調理実習とは、家庭科の中でどのような位置づけとされているのだろうか。

    かつて、野良仕事や家事などにおいて子どもたちは立派な労働力であった。日本の生活様式が大きく変わったのはここ数十年のことであり、おそらく戦前までは、一部の富裕層を除き、大半の子どもたちが幼い頃から家の手伝いをしていたと考えられる。しかし近年の日本では、家事の手伝いをする子どもは、他国に比べても少ない(テキストp13図1-1より)。昨今の小学生については生活技能の低下がよく指摘されるが、その原因の1つとして、自宅での家事経験の乏しさが影響していること...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。