福知山脱線事故の原因

閲覧数1,585
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    ?.精神的原因
    (1) JR西日本の体質:電車を遅れさせてしまった運転手に対する日勤教育(内容は原因を考えるレポート、草むしり、窓拭き、ペンキ塗りetc とかなり厳しい、自殺者が出たほどである)があり、運転手は精神的につらかったと思われる。またそういったペナルティーを科すなどして遅れを許さなかった一方で、遅れの回復は運転手にまかせていたのである
    (2) 都市圏であったこと:次の停車駅尼崎は乗り換え接続が多数行われており、一本電車がおくれると数万人に影響が出るといわれている
    (3) 私鉄との競争、過酷ダイヤ:これは物理的原因にもなるだろうが、快速電車は前のダイヤ改正で阪急中山駅の乗客を奪うためにJR中山寺に停まるようになった。しかしながらダイヤはまえとほとんど変わらず各駅の停車時間も短く設定されている(参考)。実際通勤時間帯の快速は平均60〜70秒の遅れがでている

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    福知山脱線事故の原因
    <原因>
    Ⅰ.物理的原因
    置き石:当初は置き石が原因だといわれたが、この説はすぐに否定された
    速度超過+急制動:今回の事故の直接の原因であろう。伊丹駅でのオーバーランによる一分半の遅れを取り戻すために高速で走行し、カーブ手前では時速108キロをだしていた(カーブでの制限は時速70キロ)。運転士の間では「直線でとばし、カーブ直前で急ブレーキをかける」というのが常識だったようである
    車両の特徴:事故車両の207系はステンレス製で、軽量化された車両であった
    Ⅱ.精神的原因
    JR西日本の体質:電車を遅れさせてしまった運転手に対する日勤教育(内容は原因を考えるレポート、草むしり、窓...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。