連関資料 :: 学習・学習指導

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  • 理科学習指導
  • 第5学年 理科学習指導案 日時:平成19年7月3日(火) 学級:5学年1組 授業者:                    1.単元名    「もののとけかた」5年下 (啓林館) 2.単元について    児童は4年生の時に「水のすがたとゆくえ」の学習を通して、ものの温度による体積変化や状態変化を学び、ものの変化のきまりについての見方や考え方を育ててきた。  本単元では、ものが水に溶けることについて調べる活動を通して、これらの見方や考え方をさらに高めていくことになる。ここでの学習内容は「ものが水に溶けると、目に見えない小さな粒になって一様に散らばり透明になること」「ものが水に溶ける量は、溶かすものや水の温度、量によって異なること」「ものが溶けても全体の重さは変わらないこと」「水分を蒸発させると、溶けていたものが分かれて出てくること」などである。  これらの学習を通して、ものが水に溶けるときの規則性についての見方や考え方を育てるとともに、ものが水に溶ける現象に興味・関心をもち、それらの規則性を計画的に追求する能力を育てていきたい。   3. 単元目標  ものが水に溶ける現象に興味を持ち、水の温度や量による溶け方の違いを進んで調べようとする。    ものが水に溶けるときの規則性についての見方や考え方を持つことができる。     ものを水に溶かし、水の温度や量による溶け方の違いを調べることができる。 ものが水に溶けても、水とものとを合わせた重さは変わらないことや、ものが水に溶ける量には限度があること、水の温度や量、溶けるものの種類が変わると、ものの溶ける量が変わることがわかる。 4.指導計画(全12時間扱い)               時間 学習内容 【1次】もののとけ方    (2時間) ○食塩などが水に溶けるときのようすを、詳しく調べよう。 【2次】とけたものの重さ  (1時間) ○水に溶けると、溶けるものの重さは、どうなるか調べる。■(本時) 【3次】ものがとける量   (5時間) ○1.ものが水に溶ける量には、限りがあるか調べる。 2.もっとたくさん溶かす方法を考える。(お湯・水の量を変えるなど) 【4次】水よう液が冷えたとき(3時間) ○ろ過をして、水溶液に溶けているものを取り出す。 【5次】まとめ       (1時間) ○単元のまとめ 5.本時の学習 (1) 目標 ・砂糖をとかす前の水と砂糖、砂糖を溶かした水溶液の重さを天秤を用いて測定し、比較しようとする。 (関・思・技) ・ものが水に溶けても、ものの重さは変わらないことを理解する。(知) (2)評価 【自然現象への関心・意欲・態度】 ・ものが水に溶ける現象に興味・関心をもち、ものをとかす前の水と、ものを溶かした後の水溶液の重さを調べようとする。 【科学的な思考】 ・ものを溶かす前の水と、ものを溶かした後の水溶液との重さについて予想したり考察したりすることができる。 【観察・実験の技能・表現】 ・器具などを適切に使用し、安全で計画的に実験をすることができる。 ・天秤を使い、水溶液の重さを調べ、記録することができる。 【自然現象についての知識・理解】 ・ものが水に溶けても、水とものとを合わせた重さは変わらないことがわかる。 (3)本時で使用するもの ・100mlビーカー (各班2個) ・水50ml ・砂糖 ・薬さじ(かき混ぜる用) ・計量スプーン(大) ・すり切り棒 ・天秤
  • レポート 教育学 理科 5年 学習指導案 もののとけかた 小学校
  • 550 販売中 2007/07/15
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  • 学習指導要領の変遷について
  •  「学習指導要領の変遷について。」  教員は、大きく言って三つの柱を仕事として持つ。それは、学習指導・生徒指導・校務分掌というものである。この三つを手際よく実現し、児童生徒の人間形成に資するためには、それ相応の計画が練られなければならないが、この計画を教育課程と言い、この教育課程を編成する一般的な基準や方針が、学習指導要領に記載されているのである。 日本での学習指導要領の歴史的変遷を見てみると、戦後、「教育勅語」が効力を失い、GHQ からの指令によって、民主主義を日本に定着させようとした文部省は、戦前からの教育課程の改革に着手した。これは、教科書から戦意高揚に関する記述をなくすこと、修身科を廃止し新たに「公民科」を設置すること、画一的教育から生徒の自発性を重視した教育へ転換することなどが、念頭に置かれていた。 その後、日本国憲法、教育基本法が公布され、並行して昭和22年に最初の学習指導要領が制定された。これによって、小学校の教育課程は修身・歴史・地理の代わりとして新設された「社会科」を含む9教科であることや、授業時間数、様々な教育方法の提示など、一定の基準は設けられていたが、名称が「試案」とされているように、実際には現場の裁量に委ねられることとなり、これで画一的な教育が意図されたのではなく、手引書扱いに過ぎないものであった。 また、道徳教育に関しては、「道徳および精神教育」の中で学校教育全体を通して行うべきであるとされ、道徳に関する内容を強調せず、社会科をはじめとする各教科等がどのような意味で、どのような場面で道徳に寄与することができるかを明らかにすることが大切だと考えられていた。 昭和26年に文部省は、学習指導要領の全面改訂を行うこととなった。「個人の人格を何よりも重んじ、人権を何にも増して尊ぶということが根底になくてはならない」とされ、個人の価値と尊厳を尊重することが指導の基本となることが強調された。学校教育の種々の指導が相互に連携しその特性を発揮し、それぞれの目標を達成して、児童生徒の円満な人格を育成する。学校が本来の教育目的を達成していくことが、道徳教育の目的をも満たすと考えられていたのである。さらに、児童生徒の生活と直結した問題解決の活動は、判断の主体性と自主性を発展させるという考えから、生活主義・経験主義的に学校教育の全体計画の中に、道徳教育を位置づけていた。 しかし、この経験学習に基づいたカリキュラムには、児童生徒の基礎学力の低下や、非行問題を生み出したとされ、批判が相次ぎ、学校教育に対応策が求められるようになり、昭和33年に、教育課程審議会においての答申では、道徳教育・基礎学力・科学技術教育に重点をおくように方針を示した。教育課程において、三層四領域といった系統学習的要素が取り入れられることとなり、学習指導要領が改訂された。さらに、学校教育法施行規則の改正がなされ、教育課程が各教科と道徳、特別教育活動、学校行事等の4領域に構成された。学習指導要領においては、「試案」の文字が消滅し、最低授業時数と平均授業日数が規定され、法的拘束力が強化された。 また、当時の社会背景を鑑み、「道徳」が特設され、それまでの全面主義の不十分さを補充し、さらに深化、統合し、徹底したものにすること、「日常生活の基本的な行動様式の理解」、「道徳的心情と道徳的判断力の育成」、「道徳的実践力」を身につけることが目的とされた。これによって、社会科は授業時間数が減少し、国語・算数・理科の授業時間数は増加し、基礎学力の向上が目指されることとなった。 次の改定は昭和43年
  • レポート 教育学 道徳教育 学習指導要領 教育課程の変遷
  • 550 販売中 2007/02/12
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  • 学習指導要領の変遷
  • 『学習指導要領の変遷について』  学習指導要領とは、小学校、中学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校の各学校と各教科で実際に教えられる内容とその詳細について、学校教育法施行規則の規定を根拠に定めているものである。  学習指導要領の成立は、第二次世界大戦後の昭和22年で、教師のための「手引書」として、授業をする際に参考するべきものとして考えられており、各学校での裁量権も大きく、「試案」の文言が付されていた。 小学校において、戦前の修身・地理・歴史が廃止され、「社会科」が新設された。そして「家庭科」が男女共修となり、「自由研究」が設けられた。また、中学校では「職業科」が設けられた。  学習指導要領の第一回改訂が昭和26年に行われ、ここでは「自由研究」が廃止され、「教科外の活動」(小学校)「特別教育活動」(中学校)が創設された。「習字」は「国語科」に、「国史」は「社会科」に統合された。「体育科」は「保健体育科」に改められ、「職業科」は「職業・家庭科」に改められた。  第二回の改訂は昭和33年に行われた。(高校は昭和35年である。)この第二回の改訂において、「試案」の文字はなくなり、「告示」となる。従来、全ての学校生活で行われていた道徳教育が、それだけでは不十分であるとされ、「道徳」の時間が特設された。この当時は、修身教育の復活として多くの人々が反対した。また、高校では「倫理社会」が必須科目となり、小・中学校の教育課程は「教科」、「道徳」、「特別活動」と「学校行事等」の3領域で構成されるようになった。 道徳については、まず「総則」において、「学校における道徳教育は、本来、学校の教育活動全体を通じて行うことを基本とする」ことや、「道徳教育の目標は、教育基本法および学校教育法に定められた教育の基本精神に基づく」こと、さらに道徳の時間においては「道徳的実践力の向上を図る」ことを明記している。道徳の時間の具体的目標は、基本的行動様式、道徳的心情・判断、個性伸長・創造的生活態度、民主的な国家・社会の成員としての道徳的態度の4つに分けて示された。 「試案」から「告示」への転換によって、学習指導要領の法的拘束力が出てくることとなる。これは教育内容の拘束にはとどまらず、各教科の教材選択の自由や教育方法までも拘束するものである。 この「道徳」の時間の特設、「告示」への転換による法的拘束力などの点で、この第二回の改訂は第二次世界大戦後の教育に大きな転機をもたらせたのである。  第三回の改訂で重要な点は、教育内容の現代化である。この現代化の背景には、ソ連とアメリカの冷戦による影響がみられる。ソ連が1957年に人工衛星スプートニク号を打ち上げ、アメリカ政府は対抗するためには、まず学校教育の発展を充実し、科学技術を発展させようとした。これに伴い、小・中学校から高度な授業を行おうとする運動がおこり、この運動が日本にも波及した。濃密なカリキュラムが組まれたが、授業が早すぎるため「新幹線授業」などと批判された。教育内容の肥大化が問題となったのである。これにより、学習についていけない児童・生徒が続出し、「落ちこぼれ」「おちこぼし」や「校内暴力」の問題が出てくる。 小・中学校の教科課程は「各教科」「道徳」「特別活動」の3領域から、高校は「各教科・科目」「各教科以外の教育活動」の2領域から構成され、小学校では神話教育が復活、中学校・高校でクラブ活動が必修化された。 道徳については、道徳教育の目標を教育全般の目標と区別するため、「その基盤としての道徳性を養うこと」という文言を加え、道徳教育
  • レポート 教育学 学習指導要領 教育 指導 佛大
  • 660 販売中 2007/08/02
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  • 学習指導要領の変遷について
  • 「学習指導要領の変遷について。」  教員は、大きくいって学習指導・生徒指導・校務分掌という3つの柱を仕事として持っている。これらを手際よく実現し、児童生徒の人間形成に資するためには、それ相当の計画、つまり教育課程を練る必要がある。そして、その教育課程を編成する一般的な基準や方針は、学習指導要領に記載されているのである。  戦後の教育改革の一環としては、教科書から戦意高揚に関する記述の廃止、画一的教育から生徒の自発性を重視した、児童中心主義の教育へ転換することが念頭におかれていた。 学習指導要領の始まりは、昭和22年、「学習指導要領(試案)」であった。これは、アメリカの「新教育」の影響により、児童中心主義・経験主義の教育観が強調されたものであった。この中で新たに、修身・歴史・地理の代わりとしての「社会科」、男女共修での「家庭科」、小学校4年以上には「自由研究」、中学校での「職業科」が新設された。また、授業時間数や様々な教育方法の提示など、一定の基準は設けられていたが、名称が「試案」とされているように、実際には教育現場の裁量に委ねられることとなり、手引書扱いに過ぎないものであった。 その後昭和26年、従来のものは戦後急いで作られたために不十分なところがあるとされ、学習指導要領は改訂されることとなった。従来の「教科課程」を「教育課程」に変更、自由研究は発展的に解消され、小学校では「教科外の活動」、中学校では「特別教育活動」、中学校での「体育」を「保健体育」と改訂させた。また、高等学校社会科では「日本史」を新設された。道徳教育に関しては、
  • レポート 教育学 教員免許 道徳教育 佛教大学 学習指導要領
  • 880 販売中 2008/04/29
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  • 小学校学習指導要領
  • 小学校学習指導要領 総則 第1 教育課程編成の一般方針 1 各学校においては,法令及びこの章以下に示すところに従い,児童の人間として調和のとれた育成を目指し,地域や学校の実態及び児童の心身の発達段階や特性を十分考慮して,適切な教育課程を編成するものとする。 学校の教育活動を進めるに当たっては,各学校において,児童に生きる力をはぐくむことを目指し,創意工夫を生かし特色ある教育活動を展開する中で,自ら学び自ら考える力の育成を図るとともに,基礎的・基本的な内容の確実な定着を図り,個性を生かす教育の充実に努めなければならない。 2 学校における道徳教育は,学校の教育活動全体を通じて行うものであり,道徳の時間をはじめとして各教科,特別活動及び総合的な学習の時間のそれぞれの特質に応じて適切な指導を行わなければならない。 道徳教育は,教育基本法及び学校教育法に定められた教育の根本精神に基づき,人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を家庭,学校,その他社会における具体的な生活の中に生かし,豊かな心をもち,個性豊かな文化の創造と民主的な社会及び国家の発展に努め,進んで平和的な国際社会に貢献し未来を拓く主体性のある日本人を育成するため,その基盤としての道徳性を養うことを目標とする。 道徳教育を進めるに当たっては,教師と児童及び児童相互の人間関係を深めるとともに,家庭や地域社会との連携を図りながら,ボランティア活動や自然体験活動などの豊かな体験を通して児童の内面に根ざした道徳性の育成が図られるよう配慮しなければならない。 3 学校における体育・健康に関する指導は,学校の教育活動全体を通じて適切に行うものとする。特に,体力の向上及び心身の健康の保持増進に関する指導については,体育科の時間はもとより,特別活動などにおいてもそれぞれの特質に応じて適切に行うよう努めることとする。また,それらの指導を通して,家庭や地域社会との連携を図りながら,日常生活において適切な体育・健康に関する活動の実践を促し,生涯を通じて健康・安全で活力ある生活を送るための基礎が培われるよう配慮しなければならない。 第2 内容等の取扱いに関する共通的事項 1 第2章以下に示す各教科,道徳及び特別活動の内容に関する事項は,特に示す場合を除き,いずれの学校においても取り扱わなければならない。 学校において特に必要がある場合には,第2章以下に示していない内容を加えて指導することもできるが,その場合には,第2章以下に示す各教科,道徳,特別活動及び各学年の目標や内容の趣旨を逸脱したり,児童の負担過重となったりすることのないようにしなければならない。 2 第2章以下に示す各教科,道徳,特別活動及び各学年の内容に掲げる事項の順序は,特に示す場合を除き,指導の順序を示すものではないので,学校においては,その取扱いについて適切な工夫を加えるものとする。 3 学年の目標及び内容を2学年まとめて示した教科の内容は,2学年間かけて指導する事項を示したものである。各学校においては,これらの事項を地域や学校及び児童の実態に応じ,2学年間を見通して計画的に指導することとし,特に示す場合を除き,いずれかの学年に分けて指導したり,いずれの学年においても指導したりするものとする。 4 学校において2以上の学年の児童で編制する学級について特に必要がある場合には,各教科及び道徳の目標の達成に支障のない範囲内で,各教科及び道徳の目標及び内容について学年別の順序によらないことができる。 第3 総合的な学習の時間の取扱い 1 総合的な学習の時間にお
  • 環境 指導 情報 文化 地域 書くこと 健康 活動 言語
  • 全体公開 2007/12/14
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  • 物理学習指導
  • 理科(物理Ⅰ)学習指導案 1.日時:2008年6月12日(木)第5時限 2.学級:2年A2、A3組(男子26名、女子13名、計39名) 3.生徒の実態: 授業に対して真面目に取り組もうと姿勢も見られるが、消極的な生徒も数人見られ、現時点で出来る人と出来ない人の差が生じ始めている。 4.単元名:第1章 物体の運動  第3節 運動の法則 5.単元目標: 日常生活で見られるいろいろな運動についての多様性に気づき、運動の3法則や物体に働く力について理解する。 6.学習指導計画:1時間目 慣性の法則、運動の法則、運動方程式          2時間目 運動方程式の立て方          3時間目 力の合力と分解、運動方程式の解き方①          4時間目 (本時)摩擦力、運動方程式の解き方②          5時間目 運動方程式まとめ 7.本時の目標:   摩擦力について物体が静止しているとき、動き始める直前、動いているときの違いについて確認し、摩擦力が関わってくる運動方程式を立てられるようにする。 8.使用教材:教科書『物理Ⅰ・新訂版』48~50ページ 自作プリント1枚 9.本時の指
  • 運動 問題 物理 学習 理解 指導 生徒 時間 目標 イメージ
  • 550 販売中 2009/02/02
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  • 学習指導要領の変遷について
  • 「学習指導要領の変遷について。」  学習指導要領とは、文部科学省が作成する文書で、小中高校及び養護学校などの教育内容と教育課程の要領・要点を記したものである。  最初の学習指導要領は、昭和22年の『学習指導要領・一般編(試案)』である。アメリカの各州ごとの教育課程ともいうべきコース・オブ・スタディを参考にしてつくられたと言われている。教師のための「手引書」として作られ、授業の際の参考にすべきものと考えられており、「試案」の文言が付されていた。内容としては、それまでの修身・歴史・地理の代わりとして「社会科」、「家庭科」(小学校で男女共修)、「自由研究」、中学校では「職業科」が設けられた。全教科とも生活単元学習・問題解決学習によるものであった。  その後昭和26年の改訂では、それまでの教科課程に代わって教育課程という用語が使われるようになり、「自由研究」が「教科外の活動」(小学校)、「特別教育活動」と「保健体育」「職業・家庭科」(中学校)となった。これにより、教科と特別教育活動の2領域となる。 昭和33年の改訂時からは「試案」の文字が消え、「文部省告示」として全文が官報に登載されるようになった。そして従来、すべての学校生活で行われた道徳教育がそれだけでは不十分とされ、小・中学校で「道徳」の時間が特設された。これには戦前の修身教育の復活として多くの人々が反対した。高校では「倫理社会」が必須科目となり、小・中学校の教育課程は「教科」、「道徳」、「特別教育活動」と「学校行事等」の3領域で構成されるようになる。また、生活単元学習、問題解決学習から系統的な学習へと変換が図られ、道徳教育、基礎学力充実、科学技術教育、能力・適性に応ずる教育が重視されるようになった。 道徳教育についてはまず「総則」において、「学校における道徳教育は、本来、学校の教育活動全体を通じて行うことを基本とする」ことや、「道徳教育の目標は、教育基本法および学校教育法に定められた教育の根本精神に基く」こと、さらに道徳の時間においては「道徳的実践力の向上を図る」ことを明記している。道徳の時間の具体的目標は、基本的行動様式、道徳的心情・判断、個性伸長・創造的生活態度、民主的な国家・社会の成員としての道徳的態度、の4つに分けて示された。 「試案」から「告示」への転換によって、学習指導要領の法的拘束性と教育内容への国家的基準性が文部省側から強調されるようになる。これは教育内容上の拘束にとどまらず、発行された各教科及び道徳、特別教育活動の指導書などを通じて、教師の教材選択の自由や教育方法にまで拘束を強めるものとして機能してゆく。これ以降、日教組や民間教育研究諸団体による教育課程の自主的民主的編成の運動が強化されていった。この「道徳」の特設、「告示」としての性格の付与などによって、この改訂は戦後の教育課程に重要な転機をもたらした。 昭和43~45年改訂では、教育内容の現代化が図られ、理数重視の教育課程となり、小学校で集合・関数・確率の追加、中学校では授業時間を週1-2単位増加された。これにより教育内容の肥大化と、学習についていけない児童・生徒が続出し、「落ちこぼれ」「落ちこぼし」や「校内暴力」の問題が出てくる。また、「能力・適性」の名の元に選別教育を強化し、中学校では数学、理科、外国語で能力別指導が可能になり、高校ではコース制、選択科目の多様化が得導入された。 小・中学校のカリキュラムは「各教科」「道徳」「特別活動」の3領域から、高校は「各教科・科目」「各教科以外の教育活動」の2領域から構成され、小学
  • レポート 教育学 学習指導要領 道徳教育 学習指導要領の変遷 通信 佛教大学
  • 660 販売中 2006/12/19
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  • 数学 学習指導
  • 数学 学習指導案 2006年 月 日 第5校時 第2学年  1組 H.R.教室 授業者  1 単元名  連立方程式 代入法 2 指導計画  1. 正弦、余弦、正接の関係 2. 三角比の相互関係 3. 正弦定理,余弦定理 4. 図形の計量
  • レポート 教育学 教育 数学 指導案 佛大
  • 660 販売中 2006/06/26
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  • 総合学習指導
  • ねらい  グローバル化と言われる社会の中で、将来留学したり、外国に関わる仕事をしたりする子どももたくさんいるであろう。現代において、言語のみならず、他国の文化を知ることは必須である。しかし、目を外に向けさえすれば、それを知ることが出来るわけではない。私たちは、日本という国の、伝統的かつ先進的な文化の中で生きていることを忘れてはならない。そして、自国を知った上で、他国の文化を初めて知ることが出来るのである。  中学校2年生は、英語を学び始めて1年以上になる。また、社会科の地理の授業などで、世界各地の文化を学ぶ。子どもたちにとって、海外を身近に感じ始める時期である。そのようなときだからこそ、もう一度日本の文化を見直していかなくてはならない。  また、今回は「日本を外国に紹介する」という題目を立て、日本について調べるだけでなく、海外の人にアピールする能力を育成することを目標とする。英語の学習と同時に、自分たちの調べたことを表現する能力を身に付けさせる。 目標 ・ 調べ学習で、自ら学ぶ能力を身に付けると同時に、グループでの共同作業を行う。 ・ 調べたことを人に伝える能力を養う。 ・ 日本について、自ら調べ、知る。 授業計画 第1時限 イントロダクション、グループ決め、日本の名所を挙げる 第2・3時限 調べ学習 第4時限 中間発表(クラスで発表する) 第5時限 発表の準備 第6時限 海外留学生を招いて、調べ学習の発表。文化交流。
  • レポート 教育学 中学校の総合学習 学習指導案 日本の文化
  • 550 販売中 2006/01/22
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