臨床心理学における人間理解の必要性および面接場面における留意点

閲覧数2,674
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    東京福祉大学通信教育課程「臨床心理学」のレポート参考に。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「臨床心理学における人間理解の必要性および面接場面における留意点。」
     
     臨床心理学の定義について最もよく使われるアメリカ心理学会が定めたもので、「臨床心理学は応用心理学の一つであって測定・分析・観察等の方法を通して、個人の行動能力と行動特性を明らかにすることを目指すものである。またそれは身体の検査や生活歴からえた資料と、それらの所見を総合することによって、個人のよい適応に示唆と勧告を与えるものである」というものがある。今日、社会機構の複雑化と急速な変化に伴って、さまざまな不適応状態に陥る人々が多くなった。社会構造はますます人と人、心と心の断絶へと進み、先進国ほど臨床心理学を必要としている人が増加してきている現状がある。
     臨床心理学が対象とする問題には、大きく分けて「心の傷」と「心の病」に二分することができる。前者は、「困難な環境における正常な心理的苦痛」と言うことができ、このような心理的ショックやストレスは、実際、誰の人生にも必ず生じることである。
     一方、「心の傷」は、「通常の環境における異常な心理的反応」と定義でき、「心の病」の多くは、「心の傷に対する不適切なストラテジー」...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。