連関資料 :: 数学とは

資料:209件

  • 教科教育法数学1設題1
  • 『数学教育の歴史(現代化以前、現代化、それ以後)について述べ、それらの教育内容を自分の視点で考察せよ。』 明治初期の中学校数学教育では「数学」は算術、代数、幾何、三角法の4科目に分かれていたが、数学教育改良運動の影響により、明治の終わりから大正にかけて「中学校教授要目」が改訂され、これまでわかれていた4科目を統合して数学となった。 昭和17年、「中学校教授要目」が見直され、微分・積分、確率・統計、近似式などが入り、力学が題材として扱われるようになり、問題解決を中心とした教科書が編集された。しかしこの時、日中戦争が拡大し、第二次世界大戦へと進み、昭和19年・20年には戦局は不利になり、中学校も学徒勤労員を行うようになり、教育は満足に行われなくなった。 昭和20年8月15日、終戦を迎えた。戦後、すぐに教育は再開され、戦前の教科書で軍事関係、領土関係、神童関係などの内容を黒く塗りつぶした「黒塗り教科書」が使われ、昭和21年にはそれらの部分を除いた「暫定教科書」が使われた。 昭和22年、教育基本法、学校教育法が公布され、小学校、中学校が義務教育となり、試案された「学習指導要領」をもとに新しく始まった。この時の中学校の教科書は、数学の社会有用性に基づいた問題解決学習を主眼とする単元学習のはしりの教科書であった。高等学校は昭和23年から新しい教育が始まり、「解析学(Ⅰ、Ⅱ)」、「幾何学(Ⅰ、Ⅱ)」という4冊の教科書によって始まった。これには、初等幾何、解析幾何。ベクトル等が含まれ戦後の高等学校の数学教育の骨格を作った教科書である。しかしながら、単元学習は計算力や学力の低下の元凶とされ、数学の社会有用性よりも、数学のできあがった体系の論理的系統性を重視した系統学習に変わり始めた。 1950年代後半から1960年代にかけて、「数学教育の現代化」と呼ばれる運動が欧米諸国を中心に始まり、1969年に改訂された学習指導要領の数学科の総括目標が次のように述べられた。  「事象を数理的にとらえ、論理的に考え、統合的、発展的に考察し、処理する能力と態度を育成する」 統合的、発展的に考察しという記述は、当時強調された「創造性の育成」という観点から述べられている。  数学科の領域については、それ以前の「計量」領域が削除された一方で、上のねらいに対応した新しい領域が設置されることになり、次の5領域で構成されることになった。 A:数・式、B:関数、C:図形、D:確率・統計、 E:集合・論理 内容の面では、小学校算数科で「集合の考え」とその意義の強調、文字の使用、「確からしさ」などが新たに導入された一方で、中学校においては、次のような新しい内容が加えられた。 集合の基本的概念やその用語・記号の導入 数集合の構造、剰余系の導入 「対応」による関数の定義 図形の変換という見方、位相的な見方 等である。  高等学校数学科では、進学率の上昇に伴う生徒の多様化への対応、内容の集約と精選、数学的な考え方の重視、小・中・高の教育課程の一貫性の重視などを基本方針として改訂された新しい学習指導要領が、1970年に発表された。その科目編成は以下の通りである。  数学一般、数学Ⅰ、数学ⅡA、数学ⅡB、数学Ⅲ、応用数学  このうち、「数学一般」または「数学Ⅰ」は、すべての生徒に履修させるものとした。新たに導入された内容は「数学Ⅰ」では、ベクトル、確率、集合と論理、「数学ⅡA」では行列、電子計算機・流れ図、「数学ⅡB」では、行列、平面幾何の公理的構成などであった。  このような現代化の主要な狙いは、新しい内容
  • 数学教育の歴史(現代化以前 現代化 それ以後)について述べ それらの教育内容を自分の視点で考察せよ
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  • 教科教育法数学1設題2
  • 『数、代数、幾何、関数、微分・積分、離散数学、確率・統計の中から一つを取り上げ、その内容の要点を記述するとともに、自分の視点で考察せよ。』 本リポートは微分・積分について考察していきます。世の中の数学嫌いと言われる生徒の中には、微分・積分が「何をしているか」「何のためにやるか」を理解していない生徒が沢山いると思います。微分・積分には数多く公式が出てきます。微分・積分を単なる公式を覚えるだけの暗記科目のように解こうとする生徒には是非その公式の導き方やその根本的な意味を考えさせることによって、「こういうことだったんだ」という発見をしてもらい興味をもってもらいたいと思います。  以降では、万有引力を発見したニュートンの法則に従って, 「速度」から微分法を考察していきます。 下左図のような傾斜角が54.72°のスローブから物体を落とした場合の、時間と距離の関係は下右図のようになります。 微分法によって、この物体のある時刻での速度を求めることができるとすると、何かちょっと有意義な方法に聞こえます。速度というと距離÷時間ですが、ここでポイントになるのがこの物体の速度は時間によって変化するということ
  • 代数 幾何 関数 微分・積分 離散数学 確率・統計の中から一つを取り上げ その内容の要点を記述するとともに 自分の視点で考察せよ
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  • (最新)明星大学 通信 PF3050 PF3070 数学科教育法2・4セット(高校数学編)①
  • 1.「数学科教育法2および4」について  中学校・高等学校(数学)の教員免許状を取得するにあたり、数学科教育法は必修科目となります。数学科教育法2および4は主に高等学校の内容を扱っています。最低取得単位数を満たしてもこの科目を落とすと免許取得できないので、早めに単位取得してしまいましょう。裏技として、中学校2種のみとか、高校1種のみという免許の取り方を目指すなら、教科教育法をいずれか2科目取得すればよいようですが、あまりおすすめはできません。。。 2.レポート課題について  2023年から課題がリニューアルされるとともに難化しているようです。これは、高等学校学習指導要領が平成30年から変更されたためとみられます。しかし題意を満たした回答がなされていれば合格にしてくれますので、まずはテキストや優良ホームページ等を参考にして、指導案等の課題提出をしていきましょう。はじめから完璧を求めないでどんどん課題提出していくことがポイントです。 3.科目終了試験について  学習指導要領(平成30年告示)の目標等の文章の穴埋めをさせたり、高校数学に関連した問題を回答させたり指導案を作成させたりといった内容が出題されます。別に過去問題例を掲載しますので、参考にしてください。 4.担当講師について  今井先生は通信課程では「数学科教育法2・4(高校数学)」を担当されていますが、通学過程では「数学科教育法1・3(中学数学)」を担当されているようです。基本的に課題の意図を汲んだ回答がなされていれば単位をくださる印象です。不合格の場合、「課題の~の部分についても追記して再提出をお願いします。」とか具体的なアドバイスをくれます。安心して課題に取り組んでください。ちなみに今井先生はレポート添削に1か月くらいかかるため早めに提出しましょう。 5.関連情報  作成者は高校まで理系で大学はほぼ文系、いちおう他科目の中学・高等学校教員免許の所持者です。正直なところ、大学レベルの数学は十二分には理解していませんが、「この課題はどうやらこのレベルの回答を求めているようだ」という感覚はつかんでいるつもりです。「数学科教育法」の課題は2023年にリニューアルされ、求められるレベルが上がっている印象ですから、新しい課題に対応した作成者のものを参考にしてみてください。
  • 明星大学 通信 数学科教育法 合格 レポート
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