生命システム論

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    資料紹介

    私は、生命の仕組みで、興味ある分野は、特になく、今まで体や生命システムについての話など特に考えることもなく。中学校の理科で少し習ったことがあるな、という程度であった。この授業を受けて、私が一番印象に残ったことは、ホメオスターシスの機能のすごさである。
     ホメオスターシスは恒常性ともいい、生体が内外の環境の変化にも関わらず、形態的・生理的性質を一定に保とうとする性質。体温、血液中のブドウ糖(血糖値)、血液の浸透圧など多くの点でホメオスターシスが見られ、この性質に関与するのは、神経系と内分泌系で、前者の神経による調節と後者のホルモンによる調節とが深く関連しているのである。
     ホメオスターシスはふつう意志と関係なく、自律的に行われており、この性質が損なわれると体調がくずれ、病気になることが多いらしい。授業で扱ったプリントはこの性質を実生活の人間関係にあてはめて説明していた。それほどまでに、実際一定の範囲に値を保つということは重要性の高いものなのであろうか。もちろん生物学ではないホメオスターシス、つまり『恒常性』ということだけについて考えてみれば、室内の温度を一定に保ったり、同じ量の強さでエネルギーを加えたりするのは容易なことでしょう。しかし、実社会でもそうなように、一旦外れたり、間違ったりしたものを自然に戻す能力というものは、なかなか一筋縄には行かないように思います。がしかし、体内のホメオスターシスはたくさんの項目を持ち合わせており、さらには修復能力まで持ち合わせています。その点について私は改めて驚き、新たなる可能性(もちろんそれらの、実生活での有用性)を模索できるのではないかと思いました。

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    東工大 生命理工レポート
    1103125m
    佐々木 裕樹
    1、“体”“生命システムを知って”
     私は、生命の仕組みで、興味ある分野は、特になく、今まで体や生命システムについての話など特に考えることもなく。中学校の理科で少し習ったことがあるな、という程度であった。この授業を受けて、私が一番印象に残ったことは、ホメオスターシスの機能のすごさである。
     ホメオスターシスは恒常性ともいい、生体が内外の環境の変化にも関わらず、形態的・生理的性質を一定に保とうとする性質。体温、血液中のブドウ糖(血糖値)、血液の浸透圧など多くの点でホメオスターシスが見られ、この性質に関与するのは、神経系と内分泌系で、前者の神経による調節と後者のホルモンによる調節とが深く関連しているのである。  ホメオスターシスはふつう意志と関係なく、自律的に行われており、この性質が損なわれると体調がくずれ、病気になることが多いらしい。授業で扱ったプリントはこの性質を実生活の人間関係にあてはめて説明していた。それほどまでに、実際一定の範囲に値を保つということは重要性の高いものなのであろうか。もちろん生物学ではないホメオスターシス、つ...

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