スポーツビジネス

閲覧数3,615
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員2,750円 | 非会員3,300円

    資料紹介

    本レポートでは、自身が関わってきた業務をとおして、「スポーツビジネスにおいて、『カネ』を生み出す源泉はどこにあるのか」について少し論じてみたいと思う。
    これまでの業務を通して、私なりに感じたのは、最近日本でも良く耳にするようになった言葉、「スポーツビジネス」とは、これまでの「ビジネス」とは異なった概念であるということである。「スポーツビジネス」と「ビジネス」の大まかな違いとして感じることは2点。一つ目は、ライバル企業なしでは存在出来ないのが、「スポーツビジネス」ではないだろうかということ。二つ目は、「ビジネス」は有形価値(経済的資産、利潤など)だけども、「スポーツビジネス」は無形価値(ブランド、イメージなど)だと言うことである。
    サッカーでも野球でも、フットボールでも、スポーツは予測不可能であり、何が起こるか分からない。家電製品のように感覚で触れる事が出来ない。そこにビジネスには無い面白さがあり、それがスポーツビジネスを確立させているのではないだろうかと感じる。
    欧米に比べて遅れていると言われる日本の「スポーツビジネス」ではあるが、J リーグに代表されるような地域密着型マーケティングの成功例や、プロ野球に代表されるように親会社依存型ビジネスの限界の露呈によって次々と生み出されている新しい試みの中で、徐々に近代化への道を歩み始め、活況を呈してきたように思える。とかく閉鎖性が指摘さ
    れてきた日本のスポーツ界が、「スポーツビジネス」として近代化していく過程においては、業界内外のステークホルダーが、どのような権利や強みを持っているのかを把握した上で、誰がどのような役割を果たしているのか、あるいは果たしていくべきかを考えることが重要であり、かつ、それが「スポーツビジネス」における新しいビジネスチャンスを創出していくための手がかりではないだろうかと考える。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ■「スポーツビジネスにおいて、『カネ』を生み出す源泉はどこにあるのか」について自論
    を述べよ。
    本レポートでは、自身が関わってきた業務をとおして、「スポーツビジネスにおいて、『カ
    ネ』を生み出す源泉はどこにあるのか」について少し論じてみたいと思う。
    これまでの業務を通して、私なりに感じたのは、最近日本でも良く耳にするようになっ
    た言葉、「スポーツビジネス」とは、これまでの「ビジネス」とは異なった概念であるとい
    うことである。「スポーツビジネス」と「ビジネス」の大まかな違いとして感じることは 2
    点。一つ目は、ライバル企業なしでは存在出来ないのが、「スポーツビジネス」ではないだ
    ろうかということ。二つ目は、「ビジネス」は有形価値(経済的資産、利潤など)だけども、
    「スポーツビジネス」は無形価値(ブランド、イメージなど)だと言うことである。
    サッカーでも野球でも、フットボールでも、スポーツは予測不可能であり、何が起こる
    か分からない。家電製品のように感覚で触れる事が出来ない。そこにビジネスには無い面
    白さがあり、それがスポーツビジネスを確立させているのではないだろうかと感じる。
    欧...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。