普段の生活から見える事象についてミクロ経済学的に考えてみた事例について記載する。
ここで取り上げる事例は「首都高速道路の渋滞問題」である。
私が考えるに、首都高速道路で渋滞が発生するのは、需要と供給が均衡する水準に通行料金が設定されていないからではないだろうかと考えた。東京のような都心部において、( 例え高速道路であっても) 車でスムーズに走るなんてことは、そもそも高価な行為と考えている。なぜならば、都心部における車の所有台数、或いは通行台数に対して首都高速道路の容量が小さすぎるうえに、短期的に首都高速道路を増やすことも不可能であり、需要と供給がアンマッチな情況にあるからである。このように考えると、首都高速道路の料金は本来ならもっと高くてもよいのかもしれない( 現行700 円だが。) と考える。
しかしながら、現在の通行料金は消費者( 高速道路利用者)の需要とは無関係に、供給者(道路公団、或いは国)から決定されており、この通行料金が需要と供給の均衡点より低いことから渋滞( 供給不足) が生じているのではないだろうかと考えた。
設問
本講義にて学んだキーワード或いは、キーコンセプトを選択し、実際の経済問題にどのよ
うに解釈できるかを考えよ。
■ 需要と供給について
キーワード:需要、供給
普段の生活から見える事象についてミクロ経済学的に考えてみた事例について記載する。
ここで取り上げる事例は「首都高速道路の渋滞問題」である。
私が考えるに、首都高速道路で渋滞が発生するのは、需要と供給が均衡する水準に通行
料金が設定されていないからではないだろうかと考えた。東京のような都心部において、
(例え高速道路であっても)車でスムーズに走るなんてことは、そもそも高価な行為と考
えている。なぜならば、都心部における車の所...