資料:2件
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直流安定化電源回路の製作
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・概要
今回の実験は回路の基本である電源回路の製作を実際に行い、その回路の評価を習得するための実験を行った。
電源回路とは、整流回路は交流波形を脈々波形に変換する「整流回路」、その脈々波形のリップル分を減らし直流波形に近づける「平滑回路」、負荷抵抗の増減に対しても一定の電圧を供給することが出来るようにする「安定化回路」の三つの部分で構成されている。
回路の製作では個々の部品を組み合わせて作るデイスクリート構成によって安定化電源回路を作製した。回路を作製するに当って、注意すべき点はトランジスタの放熱、電解コンデンサの向きを注して回路を製作した。
次に出来上がった回路が実際に正常な動作を行うかを回路評価した。可変の負荷を出力に接続し、電流が変わっても一定の電圧を供給しつづけられるかを測定した。回路の構成方式のおかげか、非常に安定した結果を出すことが出来た。
最後に安定化部分を切り取り、整流回路と平滑回路だけの回路で同様の回路評価を行った。このときは流れる電流の値が増えるほど、直流電圧が十分に加わらずリップル分として現れた。
今回の実験より、AC100Vのコンセントからの電源から、安定した直流電源を得るための回路を作ることができ、回路評価の重要性を学ぶことが出来た。
・目的
基本となる電源回路を実際に製作し、その回路の特性を測定することにより、回路製作の技術を習得し、作成した回路の評価方法を身につける。
・実験方法
・回路製作
今回製作する回路は上手に示すような、デイスクリート(個別部品)構成による安定化電源回路の作成を行った。このとき注意する点として2SC3907と2SD880はよく発熱するためにプリント基板には組み込まず外付けし、放熱板をつけて放熱を行わなければならない。また、使用するコンデンサは電解コンデンサなので極性の向きに気をつけなければならない。
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