【早稲田大学】合同クラブのチーム内に見る多様性

閲覧数2,413
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    今回は、合同クラブを構成する2チーム「やよいクラブ」と「やよいクラブQ」を比較し考察していきたい。
     まずクラブのメンバーに合同クラブのメリットやデメリットについて伺った 内容を筆者なりにまとめると以下のようになる。
    メリット
    ・ 年齢構成で分けたため(3章2節参照)生涯バレーボールを楽しめる。お付き合いが一生のものとなる。
    ・ 乱打(ゲーム)ができる。
    デメリット
    ・ 力が分散してしまう(試合に勝ちにくい)
    ・ 人数が多く運営が難しい
     これらのメリット・デメリットは、メンバーひとりひとりのバレーボールへの取り組み方の違いもあり、人それぞれであると考えることができる。勝利志向の競技スポーツと継続や楽しみを志向した生涯スポーツとの2つの志向をメンバーが併せ持っていることが多いのではないだろうか。とはいえ「やよいクラブ」のような2チーム合同のクラブの一番の課題は人数が多いこと故の、運営の難しさにあると考えられる。このことについてクラブの代表の...さんも「人数が多く色々な考えを持つ人たちが調和して活動ができれば、一層の活動の活性化や楽しさの増大につながる」と考えている。つまり、クラブ内メンバーの多様性が調和すれば、一層のクラブ活動の活性化につながるだろう。
     ここからは、2チームごとのメンバーの構成について、年齢・就業という観点から比較を行い、それぞれのチームのもつ特性について考察したい。まず以下に2チームのメンバーの年齢を表した図1,2と表1,2を提示する。
     まず「編成は基本的に年齢で分け」たということもあり、各チームの年齢構成を見るとその違いに気付くことができる。「旧と久」をもじった「やよいクラブQ」は60歳以上の割合が60パーセント近くを占めている。それに対し、「やよいクラブ」においては、60歳以上は20パーセント弱にとどまっている。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     合同クラブ内のチームにみる多様性―年齢と職業―
     今回は、合同クラブを構成する2チーム「やよいクラブ」と「やよいクラブQ」を比較し考察していきたい。
    まずクラブのメンバーに合同クラブのメリットやデメリットについて伺った 内容を筆者なりにまとめると以下のようになる。
    メリット
    年齢構成で分けたため(3章2節参照)生涯バレーボールを楽しめる。お付き合いが一生のものとなる。
    乱打(ゲーム)ができる。
    デメリット
    力が分散してしまう(試合に勝ちにくい)
    人数が多く運営が難しい
    これらのメリット・デメリットは、メンバーひとりひとりのバレーボールへの取り組み方の違いもあり、人それぞれであると考えることができる。勝利志向の競技スポーツと継続や楽しみを志向した生涯スポーツとの2つの志向をメンバーが併せ持っていることが多いのではないだろうか。とはいえ「やよいクラブ」のような2チーム合同のクラブの一番の課題は人数が多いこと故の、運営の難しさにあると考えられる。このことについてクラブの代表の    さんも「人数が多く色々な考えを持つ人たちが調和して活動ができれば、一層の活動の活性化や楽しさの増大につながる...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。