リテラシー(literacy)とは、読み書きの能力の意味であるが、社会人としての基本的能力という意味をもち、当然社会の発展とともにその内容は変わってくるものである。以下の三つのリテラシーも、このような理由で立場によって大分解釈が異なってくる。
●情報リテラシー
情報リテラシーには、一般に二つの意味がある。
?主体的にさまざまな種類の情報源の中から必要な情報にアクセスし、アクセスした情報を正しく評価し、活用する知識・技能。
?情報活用のための情報、情報技術、情報社会・倫理に対する基礎的な知識・理解、単に「情報機器の操作能力」と限定的にとらえる場合もある。
文部科学省ではこれを「情報活用能力」と同義語と定義している。これは、1986年の旧文部省答申によれば、「情報および情報手段を主体的に選択し活用していくための個人の基礎的資質」と定義づけられる。
また、総務省(旧郵政省)は『情報通信白書』において情報リテラシーを「デジタルネットワーク社会に適応するために必要な能力」という観点から?情報基礎リテラシー、?パソコンリテラシー(パソコン活用能力)、?ネットワークリテラシー(ネットワーク活用能力)の3層に分けて捉えている。
さて、そもそもこの情報リテラシーとは英語からきた言葉だが、日英では、微妙に意味が異なっている。
Information literacyは、アメリカにおける教育危機に関する国家的な議論を背景として、1980年代半ば以降、図書館関係者を中心に打ち出された概念、活動である。そこには新しい時代の図書館のアイデンティティの確保を図るという意図もあった。すなわち自律して生涯学ぶことができる人々のための、情報を探し出し、吟味し、活用していくことができる能力のことを指している。
レポート、リテラシー、メディアリテラシー、コンピュータリテラシー、情報リテラシー
リテラシー(literacy)とは、読み書きの能力の意味であるが、社会人としての基本的能力という意味をもち、当然社会の発展とともにその内容は変わってくるものである。以下の三つのリテラシーも、このような理由で立場によって大分解釈が異なってくる。
●情報リテラシー
情報リテラシーには、一般に二つの意味がある。
①主体的にさまざまな種類の情報源の中から必要な情報にアクセスし、アクセスした情報を正しく評価し、活用する知識・技能。
②情報活用のための情報、情報技術、情報社会・倫理に対する基礎的な知識・理解、単に「情報機器の操作能力」と限定的にとらえる場合もある。
文部科学省ではこれを「情報活用能力」と同義語と定義している。これは、1986年の旧文部省答申によれば、「情報および情報手段を主体的に選択し活用していくための個人の基礎的資質」と定義づけられる。
また、総務省(旧郵政省)は『情報通信白書』において情報リテラシーを「デジタルネットワーク社会に適応するために必要な能力」という観点から①情報基礎リテラシー、②パソコンリテラシー(パソコン活用能力)、③ネットワークリテラシー(ネットワーク活用能力)...