小児診療所の問題点

閲覧数1,605
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    子供≠子ども
    子供というのは大人の供(とも)とか供えというニュアンスがあるが、子どもはそのようなものではない。以後子供→子どもを使うようにしていこうとのこと。

    1)子どもの権利条約とその実践
    概要
     全54条、1989年11月20日 満場一致で可決され、1994年5月30日、日本で批准された。
    歴史(背景)
     戦争で子どもが犠牲となり、また食糧難など、特に発展途上国での子どもの状態は悲惨なものであった。また先進諸国でも、文明の発展にともなって様々な問題が子どもに起こっている。この条約はこのような状況を改善するために作られた。

    理念
    ?子どもも主人公
     保護 protection ←戦争や麻薬など、子どもを害するものからの保護
     提供 provision ←食料、医療、情報など、子どもの利益になるようなものを提供
     参加 participation ←子どもが種々の活動に参加できるようにする(日本では少ないが)
    ?最善の利益(best interest)
     一番元気でいられるように、長生きできるように・・・
    予防医療、教育、環境、出産などの状況を改善していくこと!

    実践(条約に基づく診断、相談)
     Think globally, act locally
    ?一人の人として
    ・名前 最低限1度きた患者さんの名前はちゃんと覚える
    ・診察手順 嫌がるところはあとから見るなど、安心させる
    ・言葉遣い 子どもには難しいことばで説明するのではなく、例えばアンパンマンとバイキンマンの例など、分かりやすく説明する。
    ・説明と同意 ×子どもだから説明しても分からない。子どもに分かる言葉で説明すればちゃんと理解してくれる。
    ・よく聴く 子どもでも他人に遠慮して、優しかったりして、自分の意見を言わないでいるときがある。例えばいつも兄から診察していたら、弟はどう思うか?子どもの気持ち、意見をきちんと聴く!
    ?プライバシーを守る
     子どものためだから・・・でも子どもにもプライバシーがある。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    子どもとともにー小児科診療所から~その2~
    授業日 2005年6月7日          
    Ⅱ子どもと社会
    子供≠子ども
    子供というのは大人の供(とも)とか供えというニュアンスがあるが、子どもはそのようなものではない。以後子供→子どもを使うようにしていこうとのこと。
    1)子どもの権利条約とその実践
    概要
     全54条、1989年11月20日 満場一致で可決され、1994年5月30日、日本で批准された。
    歴史(背景)
     戦争で子どもが犠牲となり、また食糧難など、特に発展途上国での子どもの状態は悲惨なものであった。また先進諸国でも、文明の発展にともなって様々な問題が子どもに起こっている。この条約はこのような状況を改善するために作られた。
    理念
    ①子どもも主人公
     保護 protection ←戦争や麻薬など、子どもを害するものからの保護
     提供 provision ←食料、医療、情報など、子どもの利益になるようなものを提供
     参加 participation ←子どもが種々の活動に参加できるようにする(日本では少ないが)
    ②最善の利益(best interest)
     一番元気でいられるように...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。