登校拒否・不登校の克服

閲覧数2,417
ダウンロード数21
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

     今日、豊かな人間性をはぐくむべき学校教育においても、登校拒否・不登校の問題が生じている。これはどのような状況で生じ、またどのような克服の仕方が考えられるか。
     不登校とは「何らかの心理的・情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童・生徒が登校しないかあるいは登校したくてもできない状況にある」(古川聡編著『教職に生かす教育心理』福村出版、2000年、p149)ことをいう。
     文部省の調査によると、1998年度に不登校を理由として30日以上欠席した小・中学生の数は約13万人であり、年々増加傾向にある。これを全体の児童生徒数との割合で見ると、小学校では283人に1人、中学校では39人に1人である(内田照彦・増田公男編著『要説 発達・学習・教育臨床の心理学』北大路書房、2000年、p178)。不登校となった直接のきっかけとしては、学校生活に起因するもの、家庭生活に起因するもの、本人の問題に起因するなどものがある。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    登校拒否をどう捉え、いかに克服するかを、これをめぐる論争や、親や教師の教育実践を
    素材にして考察せよ。
    今日、豊かな人間性をはぐくむべき学校教育においても、登校拒否・不登校の問題が生
    じている。これはどのような状況で生じ、またどのような克服の仕方が考えられるか。
    不登校とは「何らかの心理的・情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児
    童・生徒が登校しないかあるいは登校したくてもできない状況にある」(古川聡編著『教
    職に生かす教育心理』福村出版、
    2000
    年、
    p149
    )ことをいう。
    文部省の調査によると

    1998
    年度に不登校を理由として
    30
    日以上欠席した小・中学生の
    数は約
    13
    万人であり、年々増加傾向にある。これを全体の児童生徒数との割合で見ると、
    小学校では
    283
    人に1人、中学校では
    39
    人に1人である(内田照彦・増田公男編著『要説

    達・学習・教育臨床の心理学』北大路書房、
    2000
    年、
    p178
    )。不登校となった直接のきっ
    かけとしては、学校生活に起因するもの、家庭生活に起因するもの、本人の問題に起因す
    るものなどがある。不登校状態が継続...

    コメント1件

    yamakame1010 購入
    とても参考になった
    2007/02/13 15:15 (17年9ヶ月前)

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。