倫理思想史

閲覧数3,200
ダウンロード数2
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3

  • ページ数 : 3ページ
  • 会員550円 | 非会員660円

資料紹介

立命館大学レポート課題で書き上げたものです。

「なぜ道徳的であるべきか」という問いを前に、カントの「義務に基づき自分のルールに従って行うことが道徳的である」という考えを基にして考察した自論の展開です。

その他の資料http://www.happycampus.co.jp/docs/983431725001@hc05/

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

倫理思想史
「なぜ道徳的であるべきか」という問いを前にした時に、カントの「義務に基づき自分のルールに従って行うことが道徳的である」という考えから私は道徳的とは「自分が自分と社会のために行う良い行いである」という結論に至った。
そもそも道徳的であるということとはどのようなものかと考えた時に一般的な「道徳」とは「社会の暗黙のルール」であると考えられ、そうすると「社会の暗黙のルールを理性によって守ること」が「道徳的」ということではないだろうかと考えた。つまり私は、理性によって自分のルールを一般的な法則に当てはめて社会のルールを自ら守ることであり、他人からの押し付けに従うことは道徳的とはいえないというカントの考えに思いを同じくした。そして、この道徳というものを人はどのようにして身に着けるのかについて以下のように考察を行った。
教育上初めて提示された道徳教育に関する「徳は教えられるか」という問題に対して哲学者であるソクラテスは「徳の教師はない」と答えている。これは徳が知識によって教えることができるものならば徳という事柄についてその教師となりうる人物がいると考えてのことだが、実際に「徳の教師」とい...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。