1. 目的
パーソナル・スペース(対人関係を展開する際,他者との間にとる最適な距離を言う)の大きさが相手の立場や性別によってどのように異なるかを明らかにすることを目的とする。
2. 方法
この実験は、被験者・実験協力者(相手役)・測定者の3〜4人で1組になって行うことが望ましい。被験者には動かずに真っ直ぐに立ってもらい、実験協力者は被験者とある程度の距離をもって向かい合わせに立つ。そして実験協力者は被験者に向かって徐々に近づき、被験者が心理的に抵抗を感じたら「ストップ!」と言い、測定者がメジャーを使用し被験者と実験協力者の距離を測る。距離の測定距離は、被験者の体の中心から実験協力者の体の中心とする。実験は方向5種を、実験協力者として今回は同性の友人と同性の顔見知り程度の人の2人行った。方向というのは被験者が実験協力者と向き合う方向のことを指し、正面(実験協力者と目線あり、なし)右、左、背面の5種行った。ちなみに実験協力者は真っ直ぐ被験者に近づく。
3.結果
結果は表と図の2種類作成した。
【表1 パーソナル・スペースの実験による表での結果】
(単位:cm)
方向相手 正面(目線あり) 正面(目線なし) 右 左 背面
順序 5番 1番 2番 4番 3番
同性の親しい友人 被験者 70.0 35.0 33.0 34.0 57.0
クラス全体の平均 84.31 90.31 65.44 62.25 44.25
順序 4番 1番 2番 3番 5番
同性の顔見知りの人 被験者 64.0 34.0 37.0 40.0 35.0
クラス全体の平均 99.7 92 75 80.6 41.7
※ 方向の測定順序はランダムに行う
※ 集計し平均を出す際、親しい友人は8名分のデータの平均であり知り合い場合は7名分のデータの平均である
目的
パーソナル・スペース(対人関係を展開する際,他者との間にとる最適な距離を言う)の大きさが相手の立場や性別によってどのように異なるかを明らかにすることを目的とする。
方法
この実験は、被験者・実験協力者(相手役)・測定者の3~4人で1組になって行うことが望ましい。被験者には動かずに真っ直ぐに立ってもらい、実験協力者は被験者とある程度の距離をもって向かい合わせに立つ。そして実験協力者は被験者に向かって徐々に近づき、被験者が心理的に抵抗を感じたら「ストップ!」と言い、測定者がメジャーを使用し被験者と実験協力者の距離を測る。距離の測定距離は、被験者の体の中心から実験協力者の体の中心とする。実験は方向5種を、実験協力者として今回は同性の友人と同性の顔見知り程度の人の2人行った。方向というのは被験者が実験協力者と向き合う方向のことを指し、正面(実験協力者と目線あり、なし)右、左、背面の5種行った。ちなみに実験協力者は真っ直ぐ被験者に近づく。
3.結果
結果は表と図の2種類作成した。
【表1 パーソナル・スペースの実験による表での結果】
(単位:cm)
方向
相手 正面(目線あり) 正面(...