前回の授業で水俣病のビデオを見たときに私がまず驚いたのは、その大きな被害についてです。前々から水俣病の事は知っていましたが、これほどまでにひどい物だということを改めて知らされました。そんな中、水俣病の本を読んで、新たに色々なことを知らされて、私は大変ショックを受けました。
まず私がショックを受けたのは水俣病の患者のことです。私は水俣病とは、その地域の魚を食べた人だけがなるものだと思っていました。でも今回知ったことなのですが、被害者には妊婦のおなかの中にいる胎児にまで及ぶと聞き、ショックでした。食べた本人だけでなく、まだ生まれてもいない胎児にまで被害を及ぼすものである以上、これほど悪質なものは無いと思います。生まれてきた子供も、その親も悔しい思いをしたに違いありません。
国や、加害者であるチッソのとった体制も驚くべきことでした。国はこの事件の被害をできるだけ小さくまとめようとしている節があり、いまだに申請者のごく一部しか水俣病患者として認めていません。チッソのほうもこの事件を忘れようとしており、今では子会社を通じて経営をしています。彼らの対応は被害者のことをまったく考えていないものであり、悲しいことだと私は思いました。少なくとも国は被害者たちの味方をするべきです。
そして私が何より驚いたのは、この水俣病に対する周囲の反応についてです。
水俣病
前回の授業で水俣病のビデオを見たときに私がまず驚いたのは、その大きな被害についてです。前々から水俣病の事は知っていましたが、これほどまでにひどい物だということを改めて知らされました。そんな中、水俣病の本を読んで、新たに色々なことを知らされて、私は大変ショックを受けました。
まず私がショックを受けたのは水俣病の患者のことです。私は水俣病とは、その地域の魚を食べた人だけがなるものだと思っていました。でも今回知ったことなのですが、被害者には妊婦のおなかの中にいる胎児にまで及ぶと聞き、ショックでした。食べた本人だけでなく、まだ生まれてもいない胎児にまで被害を及ぼすものである以上、これほど悪質な...