●はじめに
今回、作成した指導案の内容として、対象となる教科は「情報」、「英語」、「公民」である。
今日、我々はコンピュータを用いなくては、社会生活や仕事を営むことが難しくなっており、子どもたちはコンピュータに幼い内から接している。しかし、コンピュータを使っていても、その中身についてはあまり知っていない。パソコンに似た形のテレビはその投影・電波受信機構を説明しても、子どもたちがその中身を見ることは少ない。
だが、コンピュータ、特にいわゆるパソコンと呼ばれる機器は基本構造のみであれば、接することは容易であり、また構成する部品価格の低廉化により、自らの力で組み立てる、つまり自作することが可能な数少ない日用品になっている。
この授業の目的は、普段から意識せずに使っているパソコンの内部構成を知り、自分で組み立てることにより情報機器に対する理解を深めることが第一である。
また、パソコンで用いられる部品の多くは海外産であることから説明書などドキュメントについては基本的に英語によって記述されている。そのため、専門用語を含んだ文章や、説明書という日常英語に触れる機会を提供することが第二の目的である。
第三の目的は、著作権について生徒に考えさせることである。日本が国策として知的立国化を推奨しており、ソフトウェアで国際競争力を付けていく必要がある昨今、著作権についての深い認識が求められる。特に、データがデジタル化され、複写が容易になる中で著作権についての認識を早期に行わせる必要があるためである。
「中学校または高校での『総合的な学習の時間』について自ら指導案を作成し、それについて解説しなさい。」
はじめに
今回、作成した指導案の内容として、対象となる教科は「情報」、「英語」、「公民」である。
今日、我々はコンピュータを用いなくては、社会生活や仕事を営むことが難しくなっており、子どもたちはコンピュータに幼い内から接している。しかし、コンピュータを使っていても、その中身についてはあまり知っていない。パソコンに似た形のテレビはその投影・電波受信機構を説明しても、子どもたちがその中身を見ることは少ない。
だが、コンピュータ、特にいわゆるパソコンと呼ばれる機器は基本構造のみであれば、接することは容易であり、また構成する部品価格の低廉化により、自らの力で組み立てる、つまり自作することが可能な数少ない日用品になっている。
この授業の目的は、普段から意識せずに使っているパソコンの内部構成を知り、自分で組み立てることにより情報機器に対する理解を深めることが第一である。
また、パソコンで用いられる部品の多くは海外産であることから説明書などドキュメントについては基本的に英語によって記述されている。そ...